KSPROPERTY_CAMERACONTROL_PANTILT_RELATIVE
KSPROPERTY_CAMERACONTROL_PANTILT_RELATIVE プロパティは、カメラの水平方向または垂直方向の回転を指定し、両方を同時に指定できます。
用法の要点テーブル
Yammer の入手 | 設定 | 移行先 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
はい | はい | フィルターまたはノード | 要求がフィルターまたはノードに対して行われるかどうかに応じて、KSPROPERTY_CAMERACONTROL_NODE_S2 または KSPROPERTY_CAMERACONTROL_S2 | LONG 整数のペア |
プロパティ値 (操作データ) は、カメラの相対パンと傾斜の設定を指定する LONG 整数のペアです。 値のサイズは、目的のパン速度を表します。値が大きいほど高速になります。
Value1 | 説明 |
---|---|
0 | カメラの水平動作を停止します。 |
正の値 | 右にパンを開始します。 |
負の値 | 左にパンを開始します。 |
値のサイズは、目的の傾斜速度を表します。値が大きいほど高速になります。
Value2 | 説明 |
---|---|
0 | カメラの垂直動作を停止します。 |
正の値 | カメラを上に回転させ始めます。 |
負の値 | カメラを下に回転させ始めます。 |
解説
カメラをパンする設定要求を行う場合、クライアントは、プロパティ記述子構造体の Value1 メンバーの前の表のいずれかの値を指定する必要があります。
同様に、カメラを傾ける設定要求を行う場合、クライアントは、プロパティ記述子構造体の Value2 メンバーの前の表のいずれかの値を提供する必要があります。
get 要求を行うと、クライアントは KSPROPERTY_CAMERACONTROL_S2 または KSPROPERTY_CAMERACONTROL_NODE_S2 構造体の Value1 メンバーのパン値と Value2 メンバーの傾きの値を受け取ります。 値は、カメラの現在のパンまたは傾きの状態を示します。
特定のデバイスでは、特定の速度範囲のみがサポートされる場合があることに注意してください。 デバイスでサポートされている速度の範囲を特定するために、アプリケーションは KSPROPERTY_TYPE_BASICSUPPORT 要求を発行できます。 KSPROPERTY_ITEM 構造体の Flags メンバーに KSPROPERTY_TYPE_BASICSUPPORT を指定できます。
一部のデバイスでは、1 つのパン速度または傾斜速度のみがサポートされます。 この場合、Value1 または Value2 メンバーの符号はパンする方向を示します。
要件
ヘッダー: ksmedia.h (Ksmedia.h をインクルード)