KSPROPERTY_STREAM_ALLOCATOR
KSPROPERTY_STREAM_ALLOCATOR プロパティは、ピンがストリーム バッファーを割り当てるか、アロケーターを提供できる場合に実装する必要がある省略可能なプロパティです。
使用方法概要表
取得 | 設定 | 対象 | プロパティ記述子の種類 | プロパティ値の種類 |
---|---|---|---|---|
はい |
はい |
ピン |
HANDLE |
備考
戻り値は常に NULL ハンドルです。 ただし、サポートは、呼び出しが正常に返されたかどうかによって決まります。
このプロパティは、ストリーム接続ポイントに割り当てられたアロケーターのハンドルを設定します。 KSPIN_COMMUNICATION_SOURCE の接続ポイントは、プロパティをチェックして、データ割り当てに使用するアロケーターのハンドルを判断します。 このプロパティは、通常、DirectShow などのグラフ マネージャーによって設定されます。
アロケーター ハンドルは、取得され、別のフィルター ピンのアロケーターを設定するために使用できます。 アロケーターを使用するフィルターは、オブジェクトを参照してファイル オブジェクトへのポインターを取得し、新しいアロケーターが割り当てられたとき、または接続が閉じられたときにファイル オブジェクトを逆参照する必要があります。 プロパティを照会して、この接続ポイントがアロケーターの提供をサポートしているかどうかを判断することもできます。
要件
ヘッダー |
Ks.h (Ks.h を含む) |