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WDTF のクイック スタート

  • [アーティクル]

Windows Driver Kit には、Windows Driver Test Framework (WDTF) を使用するテストを記述、展開、および実行するための統合ソリューションが用意されています。 WDK を使用すると、ドライバーを展開、テスト、デバッグするためのリモート コンピューターを構成できます。 リモート コンピューターを構成すると、Windows Driver Test Framework ランタイムがインストールされます。

WDTF ランタイム ライブラリのインストール

Visual Studio と WDK を使用して WDTF ランタイム ライブラリをインストールするには

  1. Visual Studioをインストールしてから、WDKをインストールします。

  2. テストと展開のためにリモート コンピューターを構成します。 Visual Studio 上で [ドライバー] メニューを選択し、[テスト] をポイントし、 [コンピューターの構成] を選択します。

  3. テスト コンピューターを構成すると、Windows Driver Test Framework ランタイムがインストールされます。

WDTF ランタイム ライブラリを手動でインストールする

WDK をインストールすると、Windows Driver Test Framework ランタイムのインストール パッケージもインストールされます。 インストール パッケージをテスト コンピューターにコピーし、コマンドを実行する必要があります。 詳細については、「WDTF ランタイム ライブラリのテスト コンピューターに WDTF ランタイム ライブラリを手動でインストールする (代替メソッド) 」をご参照ください。

WDTF を使用したテストの作成

WDK には、WDTF でテストを記述するためのテンプレートが用意されています。 ドライバー テスト テンプレートを使ってドライバー テストを作成する方法をご参照ください。 テンプレートを使用して、ターゲット デバイス用の WDTF Simple I/O プラグインを作成することもできます。 詳しくは、「デバイス用の WDTF Simple I/O プラグインの作成」をご参照ください。

WDTF テストの実行

WDTF ドライバー テスト テンプレートを使用して Visual Studio でドライバー テストをビルドすると、新しいテストをテスト コンピューターに展開できるようになります。 デフォルトでは、作成したテストはテストカテゴリマイ テストカテゴリに表示されます。 テストの名前は選択したテストケースに基づいており、My Plug and Play Surprise Remove Testなどの名前が付けられます。 テストのビルドごとに、テストが上書きされ、テストの簡易実行機能で実行できるようになります。 詳細については、「Visual Studioを使用して実行時にドライバーをテストする方法」をご参照ください。