Windows Server Essentials でのバックアップと復元の管理
対象製品は、Windows Server 2016 Essentials、Windows Server 2012 R 2 Essentials、Windows Server 2012 Essentials
Windows Server Essentials を導入すれば、信頼できる方法でサーバーの通常バックアップとネットワーク コンピューターのバックアップを実行できます。 データが失われた場合、コンピューター全体を復元しなくても、サーバーのバックアップからデータを復元できます。 必要であれば、システム全体をネットワークにあるサーバーまたはクライアント コンピューターに復元できます。 次の表は、利用できるさまざまなバックアップ オプションとその長所をまとめたものです。
| バックアップ機能 | 説明 | 長所 |
|---|---|---|
| サーバー バックアップ | Windows Server Essentials を実行しているサーバーをバックアップします。 データは外部 USB ドライブにバックアップされます。 詳細については、サーバー バックアップの管理およびサーバーの修理または復元を参照してください。 |
-サーバ上のファイルとフォルダを復元できます。 -サーバのシステム全体の復元を実行できます。 |
| クライアント コンピューター バックアップ | ネットワークのクライアント コンピューターをバックアップします。 データは Windows Server Essentials を実行しているサーバーにバックアップされます。 詳細については、クライアント バックアップの管理および既存のクライアント コンピューター バックアップからシステム全体を復元を参照してください。 |
-サーバからファイルとフォルダを復元できます。 -クライアントコンピュータのシステム全体の復元を実行できます。 |
| Microsoft Azure Backup | サーバーのファイルまたはフォルダーのオンライン バックアップを実行します。 Azure Backup を利用してサーバー データをバックアップする場合、インターネット上の安全なデーター センターにアップロードする前に、パスフレーズを使用して情報を暗号化します。 詳細については、「オンライン バックアップの管理」を参照してください。 |
-サーバからファイルとフォルダを復元できます。 -増分バックアップでは、ファイルに対する変更のみがクラウドに転送されます。 -バックアップは Microsoft Azure に保存され、オフサイトにあるため、オンサイトのバックアップ メディアを保護する必要性が軽減されます。 |