Manage the Local Server and the Server Manager Console

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

Windows Server では、サーバー マネージャーを使用して、ローカル サーバー (Windows ベースのクライアント オペレーティング システムではなく Windows サーバーでサーバー マネージャーを実行している場合) と、Windows server 2008 以降の Windows サーバー オペレーティング システムのリリースを実行しているリモート サーバーの両方を管理できます。

サーバー マネージャーの [ローカル サーバー] ページには、ローカル サーバーのサーバー プロパティ、イベント、サービスとパフォーマンス カウンターのデータ、およびベスト プラクティス アナライザー (BPA) の結果が表示されます。 [イベント]、[サービス]、[ベスト プラクティス アナライザー]、[パフォーマンス] の各タイルは、役割およびサーバー グループのページと同じように機能します。 これらのタイルに表示されるデータを構成する方法の詳細については、「 View 」および「 Configure Performance, Event, 」および「 Service Data 」および「 Run Best Practices Analyzer Scans 」および「 Manage Scan Results」を参照してください。

サーバー マネージャー コンソールの見出しバーのメニュー コマンドと設定は、サーバー プールのすべてのサーバーに適用されます。そのため、サーバー マネージャーを使用してサーバー プール全体を管理できます。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

ローカル サーバーのシャットダウン

ローカル サーバーの [プロパティ] タイルの [タスク] メニューを使用すると、ローカル サーバーで Windows PowerShell セッションを開始したり、[コンピューターの管理] mmc スナップインを開いたり、ローカル サーバーにインストールされている役割や機能の mmc スナップインを開いたりすることができます。 また、この [タスク] メニューの [ローカル サーバーのシャットダウン] コマンドを使用してローカル サーバーをシャットダウンすることもできます。 [ローカル サーバーのシャットダウン] コマンドは、[すべてのサーバー] ページや、そのローカル サーバーを含む任意の役割またはグループのページの [サーバー] タイルからも使用できます。

この方法でローカル サーバーをシャットダウンすると、スタート画面から Windows Server 2016 をシャットダウンする場合とは違って、[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスの [シャットダウン イベントの追跡ツール] 領域で、シャットダウンの理由を指定できます。

Note

サーバーをシャットダウンしたり再起動したりできるのは、Administrators グループのメンバーだけです。 標準ユーザーがサーバーをシャットダウンしたり再起動したりすることはできません。 標準ユーザーが [ローカル サーバーのシャットダウン] コマンドをクリックすると、サーバー セッションからログオフされます。 標準ユーザーがサーバーのデスクトップで Alt + F4 キーを押した場合も同じです。

サーバー マネージャーのプロパティの構成

[ローカル サーバー] ページの [プロパティ] タイルで表示または変更できる設定を以下に示します。 設定の値を変更するには、その設定のハイパーリンクが設定された値をクリックします。

Note

通常、[ローカル サーバー] の [プロパティ] タイルに表示されるプロパティはローカル サーバーでのみ変更できます。 サーバー マネージャーを使用してリモート コンピューターからローカル サーバーのプロパティを変更することはできません。[プロパティ] タイルで取得できるのはローカル コンピューターに関する情報だけで、リモート コンピューターに関する情報は取得できないからです。

[プロパティ] タイルに表示されるプロパティの多くは、サーバー マネージャーの一部ではないツール (コントロール パネルなど) によって制御されています。そのため、[プロパティ] の設定を変更した場合、[プロパティ] タイルにすぐに反映されるとは限りません。 既定では、[プロパティ] タイルのデータは 2 分おきに更新されます。 [プロパティ] タイルのデータをすぐに更新するには、サーバー マネージャーのアドレス バーの [最新の情報に更新] をクリックします。

設定 説明
コンピュータ名 コンピューターのフレンドリ名が表示されます。[システムのプロパティ] ダイアログ ボックスを開いて、サーバーの名前、ドメイン メンバーシップ、およびその他のシステム設定 (ユーザー プロファイルなど) を変更できます。
ドメイン (サーバーがドメインに参加していない場合は "ワークグループ") サーバーがメンバーになっているドメインまたはワークグループが表示されます。 [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスを開いて、サーバーの名前、ドメイン メンバーシップ、およびその他のシステム設定 (ユーザー プロファイルなど) を変更できます。
Windows ファイアウォール ローカル サーバーの Windows ファイアウォールの状態が表示されます。 [コントロール パネル]\[システムとセキュリティ]\[Windows ファイアウォール] を開きます。 Windows ファイアウォールの構成の詳細については、 セキュリティが強化された Windows ファイアウォールと IPsec に関するページを参照してください。
リモート管理 サーバー マネージャーおよび Windows PowerShell のリモート管理の状態を表示します。 [リモート管理の構成] ダイアログ ボックスを開きます。 リモート管理の詳細については、「サーバー マネージャーでのリモート管理の構成」を参照してください。
リモート デスクトップ リモート デスクトップ セッションを使用してサーバーにリモート接続できるかどうかが表示されます。 [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リモート] タブを開きます。
NIC チーミング ローカル サーバーが NIC チーミングに参加しているかどうかが表示されます。 [NIC チーミング] ダイアログ ボックスを開いて、必要に応じてローカル サーバーを NIC チームに参加させることができます。 NIC チーミングの詳細については、 NIC チーミングに関するホワイト ペーパーを参照してください。
イーサネット サーバーのネットワークの状態が表示されます。 [コントロール パネル]\[ネットワークとインターネット]\[ネットワーク接続] を開きます。
オペレーティング システムのバージョン 読み取り専用のフィールドです。ローカル サーバーで実行されている Windows オペレーティング システムのバージョン番号が表示されます。
ハードウェアの情報 読み取り専用のフィールドです。サーバー ハードウェアの製造元とモデル名および型番が表示されます。
更新プログラムの最終インストール日時 更新プログラムが最後にインストールされた日時が表示されます。 [コントロール パネル]\[システムとセキュリティ]\[Windows Update] を開きます。
Windows Update ローカル サーバーの Windows Update の設定が表示されます。 [コントロール パネル]\[システムとセキュリティ]\[Windows Update] を開きます。
更新プログラムの最終確認日時 利用可能な更新プログラムをサーバーで最後に確認した日時が表示されます。 [コントロール パネル]\[システムとセキュリティ]\[Windows Update] を開きます。
Windows エラー報告 Windows エラー報告のオプトイン状態が表示されます。 [Windows エラー報告の構成] ダイアログ ボックスを開きます。 Windows エラー報告、その利点、プライバシーに関する声明、およびオプトインの設定の詳細については、 Windows エラー報告に関するページを参照してください。
カスタマ エクスペリエンス向上プログラム Windows カスタマー エクスペリエンス向上プログラムのオプトイン状態が表示されます。 [カスタマー エクスペリエンス向上プログラム参加のお願い] ダイアログ ボックスを開きます。 Windows カスタマー エクスペリエンス向上プログラム、その利点、およびオプトインの設定の詳細については、 Windows カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに関するページを参照してください。
Internet Explorer (IE) セキュリティ強化の構成 IE セキュリティ強化の構成 (IE のセキュリティ強化、IE ESC とも呼ばれます) が有効か無効かが表示されます。 [Internet Explorer セキュリティ強化の構成] ダイアログ ボックスを開きます。 IE セキュリティ強化の構成とは、Web ページが Internet Explorer で開かれるのを防ぐ、サーバーのためのセキュリティ対策です。 IE セキュリティ強化の構成、その利点、および設定の詳細については、「 Internet Explorer: セキュリティ強化の構成」を参照してください。
タイム ゾーン ローカル サーバーのタイム ゾーンが表示されます。 [日付と時刻] ダイアログ ボックスを開きます。
Product ID Windows Server 2016 オペレーティング システムの Windows ライセンス認証の状態とプロダクト ID 番号 (Windows ライセンス認証が完了している場合) が表示されます。 この番号は、Windows プロダクト キーとは異なります。 [Windows ライセンス認証] ダイアログ ボックスを開きます。
[プロセッサ] 読み取り専用のフィールドです。ローカル サーバーのプロセッサの製造元、モデル名、および速度の情報が表示されます。
実装メモリ (RAM) 読み取り専用のフィールドです。使用可能な RAM の容量 (GB) が表示されます。
全ディスク領域 読み取り専用のフィールドです。使用可能なディスク領域 (GB) が表示されます。

サーバー マネージャー コンソールの管理

サーバー マネージャー コンソール全体と、サーバー マネージャー サーバー プールに追加されたすべてのリモート サーバーに適用されるグローバル設定は、サーバー マネージャー コンソール ウィンドウの上部にある見出しバーにあります。

サーバー マネージャーへのサーバーの追加

[サーバーの追加] ダイアログ ボックスを開いてリモートの物理サーバーや仮想サーバーをサーバー マネージャーのサーバー プールに追加するためのコマンドは、サーバー マネージャー コンソールの [管理] メニューにあります。 サーバーを追加する方法の詳細については、「サーバー マネージャーへのサーバーの追加」を参照してください。

サーバー マネージャーに表示されるデータの更新

サーバー マネージャーに表示されるデータの更新間隔は、[サーバー マネージャーのプロパティ] ダイアログ ボックスで構成できます。このダイアログ ボックスは、[管理] メニューから開くことができます。

サーバー マネージャーの更新間隔を構成するには
  1. サーバー マネージャー コンソールの [管理] メニューの [サーバー マネージャーのプロパティ] をクリックします。

  2. [サーバー マネージャーのプロパティ] ダイアログ ボックスで、サーバー マネージャーに表示されるデータを更新する間隔 (分) を指定します。 既定では 10 分です。 完了したら [OK] をクリックします。

更新に関する制限事項

更新は、サーバー マネージャーのサーバー プールに追加したすべてのサーバーのデータに適用されます。 サーバー、役割、またはグループのデータを個別に更新したり、異なる更新間隔を構成したりすることはできません。

クラスター内のサーバーをサーバー マネージャーに追加すると、物理コンピューターか仮想マシンかに関係なく、初回のデータ更新が失敗する (クラスター オブジェクトのホスト サーバーのデータのみが表示される) 可能性があります。 その後の更新では、サーバー クラスターの物理サーバーまたは仮想サーバーの正確なデータが表示されます。

サーバー マネージャーのリモート デスクトップ サービス、IP アドレス管理、およびファイル サービスおよび記憶域サービスの役割のホーム ページに表示されるデータは、自動的に更新されません。 これらのページに表示されるデータは、F5 キーを押すか、サーバー マネージャー コンソールの見出しの [最新の情報に更新] をクリックして、これらのページを表示しているときに手動で更新する必要があります。

役割や機能の追加または削除

役割および機能の追加ウィザード、役割および機能の削除ウィザードを開き、サーバー プール内のサーバーに対して役割、役割サービス、機能を追加または削除できるコマンドは、サーバー マネージャー コンソールの [管理] メニューに表示され、ロールまたはグループ ページの [役割と機能] タイルの [タスク] メニューに表示されます。 役割や機能を追加または削除する方法の詳細については、「役割、役割サービス、または機能のインストールまたはアンインストール」を参照してください。

サーバー マネージャーの役割と機能のデータは、システムの基本言語 (システムの既定の GUI 言語とも呼ばれます) か、オペレーティング システムのインストール時に選択した言語で表示されます。

サーバー グループの作成

[サーバー グループの作成] ダイアログ ボックスを開いてサーバーのカスタム グループを作成するためのコマンドは、サーバー マネージャー コンソールの [管理] メニューにあります。 サーバー グループを作成する方法の詳細については、「Create and Manage Server Groups」を参照してください。

ログオン時にサーバー マネージャーが自動的に開かないようにする

[サーバー マネージャーのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ログオン時にサーバー マネージャーを自動的に起動しない] チェック ボックスは、ローカル サーバーで管理者グループのメンバーのログオン時にサーバー マネージャーを自動的に開くかどうかを制御します。 この設定は、Windows 10 上でリモート サーバー管理ツールの一部として実行されている場合、サーバー マネージャーの動作には影響しません。 この設定の構成の詳細については、「サーバー マネージャー」を参照してください。

拡大または縮小

サーバー マネージャー コンソールの表示を拡大または縮小するには、[表示] メニューの [ズーム] コマンドを使用するか、Ctrl + プラス記号 (+) キー (拡大) および Ctrl + マイナス記号 (-) キー (縮小) を押します。

[ツール] メニューに表示されるツールのカスタマイズ

サーバー マネージャーの [ツール] メニューには、[コントロール パネル]/[システムとセキュリティ][管理ツール] フォルダー内のショートカットへのソフト リンクが含まれています。 [管理ツール] フォルダーには、利用可能な管理ツール (mmc スナップインなど) へのショートカットの一覧または LNK ファイルが含まれています。サーバー マネージャーは [ツール] メニューにこれらのショートカットへのリンクを設定し、[管理ツール] フォルダーのフォルダー構造が [ツール] メニューにコピーされます。 既定では、[管理ツール] フォルダーのツールは階層のない一覧として整理され、種類と名前で並べ替えられます。 サーバー マネージャーの [ツール] メニューでは、項目の並べ替えは名前のみで行われ、種類による並べ替えは行われません。

[ツール] メニューをカスタマイズするには、使用するツールやスクリプトのショートカットを [管理ツール] フォルダーにコピーします。 ショートカットをフォルダーで整理して、[ツール] メニューにカスケード メニューを作成することもできます。 さらに、[ツール] メニューのカスタム ツールへのアクセスを制限することもできます。その場合、ユーザーのアクセス権は、[管理ツール] のカスタム ツール フォルダーで設定することも、ツールやスクリプトの元のファイルで直接設定することもできます。

システムの管理ツールや、ローカル サーバーにインストールされている役割や機能に関連付けられている管理ツールを整理し直すことはお勧めしません。 役割や機能の管理ツールを移動すると、それらを正しくアンインストールできなくなる可能性があります。 つまり、役割や機能をアンインストールした後に、ショートカットを移動したツールへの機能しないリンクが [ツール] メニューに残る可能性があります。 その後に役割を再インストールすると、同じツールへの重複するリンクが [ツール] メニューに作成されますが、その一方は機能しません。

Windows クライアント ベースのコンピューターでリモート サーバー管理ツールの一部としてインストールされた役割と機能のツールは、カスタム フォルダーで整理できます。 親の役割や機能をアンインストールしても、Windows 10 を実行しているリモート コンピューターで使用できるツールのショートカットには影響しません。

次の手順では、MyTools という名前のサンプル フォルダーを作成し、そのフォルダーに 2 つの Windows PowerShell スクリプトのショートカットを移動して、サーバー マネージャーの [ツール] メニューからそれらにアクセスできるようにする方法を説明します。

[管理ツール] にショートカットを追加して [ツール] メニューをカスタマイズするには

  1. MyTools という名前の新しいフォルダーを任意の場所に作成します。

    Note

    [管理ツール] フォルダーではアクセス権が制限されているため、[管理ツール] フォルダーに直接新しいフォルダーを作成することはできません。別の場所 (デスクトップなど) で新しいフォルダーを作成して [管理ツール] フォルダーにコピーする必要があります。

  2. MyTools[コントロール パネル]/[システムとセキュリティ]/[管理ツール] に移動またはコピーします。 既定では、[管理ツール] フォルダーに変更を加えるにはコンピューターの Administrators グループのメンバーであることが必要です。

  3. カスタム ツールのショートカットに対するユーザーのアクセス権を制限する必要がない場合は、手順 6. に進みます。 それ以外の場合は、ツールのファイル (または MyTools フォルダー) を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  4. ファイルの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブで、[編集]をクリックします。

  5. ツールへのアクセスを制限するユーザーについて、[読み取りと実行][読み取り]、および [書き込み] のアクセス許可のチェック ボックスをオフにします。 これらのアクセス許可は、[管理ツール] フォルダーのツールのショートカットに継承されます。

    ユーザーがサーバー マネージャーを使用している間 (またはサーバー マネージャーが開いている間) にユーザーのアクセス権を編集した場合、ユーザーがサーバー マネージャーを再起動するまで、変更は [ツール] メニューに表示されません。

    Note

    [管理ツール] にコピーしたフォルダー全体へのアクセスを制限した場合、制限されたユーザーのサーバー マネージャーの [ツール] メニューには、そのフォルダーも、フォルダーの内容も表示されません。

    フォルダーのアクセス許可は、[管理ツール] フォルダーで編集します。 [管理ツール] の隠しファイルや隠しフォルダーは、常にサーバー マネージャーの [ツール] メニューに表示されます。したがって、カスタム ツールのショートカットへのユーザーのアクセスを制限するためにファイルやフォルダーの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [隠しファイル] の設定を使用しないでください。

    アクセス許可の [拒否] は、常にアクセス許可の [許可] より優先されます。

  6. [ツール] メニューに追加するツール、スクリプト、または実行可能ファイルを右クリックし、[ショートカットの作成]をクリックします。

  7. 作成されたショートカットを [管理ツール] の MyTools フォルダーに移動します。

  8. 必要に応じてサーバー マネージャーを更新または再起動して、[ツール] メニューにカスタム ツールのショートカットが表示されることを確認します。

役割のホーム ページでの役割の管理

サーバー マネージャー サーバー プールにサーバーを追加し、サーバー マネージャーがプール内のサーバーに関するインベントリ データを収集すると、サーバー マネージャーは、マネージド サーバーで検出されたロールのナビゲーション ウィンドウにページを追加します。 役割のページの [サーバー] タイルには、その役割を実行している管理対象サーバーの一覧が表示されます。 既定では、[イベント][ベスト プラクティス アナライザー][サービス]、および [パフォーマンス] の各タイルに、その役割を実行しているすべてのサーバーのデータが表示されます。[サーバー] タイルで特定のサーバーを選択すると、イベント、サービス、パフォーマンス カウンター、および BPA 結果のスコープがそれらの選択したサーバーのみに限定されます。 管理ツールは、役割または機能がインストールされるか管理対象サーバーで検出されると使用できるようになります。通常は、サーバー マネージャー コンソールの [ツール] メニューから使用できます。 役割またはグループの [サーバー] タイルでサーバーのエントリを右クリックして起動することもできます。

Windows Server 2016 では、次の役割と機能には、ページとしてサーバー マネージャー コンソールに統合される管理ツールがあります。

  • ファイル サービスおよび記憶域サービス 。ファイル サービスおよび記憶域サービスのページには、ボリューム、共有、iSCSI 仮想ディスク、および記憶域プールを管理するためのカスタム タイルとカスタム コマンドが含まれています。 サーバー マネージャーでファイル サービスおよび記憶域サービスの役割のホーム ページを開くと、ファイル サービスおよび記憶域サービスのカスタム管理ページを表示する取り消しウィンドウが開きます。 ファイル サービスおよび記憶域サービスの展開と管理の詳細については、「 ファイル サービスおよび記憶域サービスの概要」を参照してください。

  • リモート デスクトップ サービス 。リモート デスクトップ サービスのページには、セッション、ライセンス、ゲートウェイ、および仮想デスクトップを管理するためのカスタム タイルとカスタム コマンドが含まれています。 リモート デスクトップ サービスの展開と管理の詳細については、「リモート デスクトップ サービス (rdS)」を参照してください。

  • IP アドレス管理 (IPAM)。 IPAM の役割のページには、IPAM の一般的な構成タスクと管理タスク (IPAM サーバーのプロビジョニングのためのウィザードなど) へのリンクを含むカスタム [ようこそ] タイルが含まれています。 IPAM のホーム ページには、管理対象のネットワーク、構成の概要、およびスケジュールされたタスクを表示するためのタイルも含まれています。

    サーバー マネージャーでの IPAM 管理には、いくつかの制限があります。 IPAM には、役割およびグループの通常のページとは違って、[サーバー][イベント][パフォーマンス][ベスト プラクティス アナライザー][サービス] などのタイルがありません。 IPAM に使用できるベスト プラクティス アナライザー モデルはありません。ベスト プラクティス アナライザーの IPAM のスキャンはサポートされていません。 IPAM を実行しているサーバー プール内のサーバーにアクセスするには、IPAM を実行しているサーバーのカスタム グループを作成して、そのカスタム グループのページの [サーバー] タイルからサーバーの一覧にアクセスするか、 [すべてのサーバー] グループのページの [サーバー] タイルから IPAM サーバーにアクセスします。

    IPAM では、ダッシュボードのサムネイルに表示される行も、他の役割やグループのサムネイルに比べて制限されています。 IPAM のサムネイル行をクリックすると、IPAM を実行しているサーバーのイベント、パフォーマンス データ、および管理の状態の警告を表示できます。 IPAM 関連のサービスは、IPAM サーバーを含むサーバー グループのページ ([すべてのサーバー] グループのページなど) から管理できます。

    IPAM の展開と管理の詳細については、IP アドレス管理 (IPAM) に関するページを参照してください。

参照

サーバー マネージャーサーバーのサーバー マネージャーへの追加サーバー マネージャー グループの作成と管理パフォーマンス、イベント、サービス データの表示と構成ファイルと記憶域サービスリモート デスクトップ サービス (rdS)IP アドレス管理 (IPAM)