freedisk

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

インストール プロセスを続行する前に、指定された容量のディスク容量が使用可能かどうかを確認します。

構文

freedisk [/s <computer> [/u [<domain>\]<user> [/p [<password>]]]] [/d <drive>] [<value>]

パラメーター

パラメーター 説明
/s <computer> 名前またはリモート コンピューターの IP アドレスを指定します (円記号を使用しない)。 既定値はローカル コンピューターです。 このパラメーターは、すべてのファイルと、コマンドで指定されたフォルダーに適用されます。
/u [<domain>\]<user> 指定したユーザー アカウントのアクセス許可を持つ、スクリプトを実行します。 既定値は、システムのアクセス許可です。
/p [<password>] /u で指定されたユーザー アカウントのパスワードを指定します。
/d <drive> 空き容量が使用可能かどうかを確認するドライブを指定します。 リモート コンピューターの場合、<drive> を指定する必要があります。
<value> 所定の空きディスク容量があるかどうかを確認します。 <value> は、バイト、KB、MB、GB、TB、PB、EB、ZB、または YB で指定できます。

解説

  • /s/u、および /p コマンド ライン オプションは、/s を使用している場合にのみ使用できます。 ユーザーのパスワードを指定するには、/u オプションと共に /p オプションを使用する必要があります。

  • 無人インストールの場合は、インストールバッチファイルで freedisk を使用して、インストールを続行する前に、前提条件となる空き容量があるかどうかを確認できます。

  • バッチ ファイルで freedisk を使用すると、十分な容量がある場合は 0 が返され、十分な容量がない場合は 1 が返されます。

ドライブ C に 50 MB 以上の空き容量があるかどうかを確認するには、次のように入力します。

freedisk 50mb

画面には、次の例のような出力が表示されます。

INFO: The specified 52,428,800 byte(s) of free space is available on current drive.