graftabl
Windows オペレーティング システムで、拡張文字セットをグラフィックス モードで表示できるようにします。 パラメーターを指定せずに使用すると、graftabl は前のコード ページと現在のコード ページを表示します。
重要
graftabl コマンドはレガシ コマンドであるため、古くなっています。 これは、通常、最新の Windows バージョンにはインストールされません。 コードページの処理については、chcp のページを参照してください。
構文
graftabl <codepage>
graftabl /status
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
<codepage> |
グラフィックス モードでの拡張文字の外観を定義するコード ページを指定します。 有効なコード ページの ID 番号は次のとおりです。
|
/status | このコマンドによって使用されている現在のコード ページを表示します。 |
/? | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
解説
graftabl コマンドは、指定したコード ページの拡張文字のモニター表示にのみ影響します。 実際のコンソール入力コード ページは変更されません。 コンソール入力コード ページを変更するには、mode または chcp コマンドを使用します。
各終了コードとその簡単な説明を次に示します。
終了コード 説明 0 文字セットが正常に読み込まれました。 前のコード ページが読み込まれませんでした。 1 正しくないパラメーターが指定されました。 何も処理されませんでした。 2 ファイル エラーが発生しました。 バッチ プログラムで ERRORLEVEL 環境変数を使用すると、graftabl によって返される終了コードを処理できます。
例
graftabl によって使用される現在のコード ページを表示するには、次のように入力します。
graftabl /status
コード ページ 437 (米国) のグラフィックス文字セットをメモリに読み込むには、次のように入力します。
graftabl 437
コード ページ 850 (多言語) のグラフィックス文字セットをメモリに読み込むには、次のように入力します。
graftabl 850