logman create trace

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

イベント トレース データ コレクターを作成します。

構文

logman create trace <[-n] <name>> [options]

パラメーター

パラメーター 説明
-s <computer name> 指定されたリモート コンピューター上でコマンドを実行します。
-config <value> コマンド オプションを含む設定ファイルを指定します。
-ets 保存またはスケジュール設定せずに、直接、イベント トレース セッションにコマンドを送信します。
[-n] <name> 対象オブジェクトの名前。
-f <bin|bincirc> データ コレクターのログ形式を指定します。
-[-]u <user [password]> 実行するユーザーを指定します。 パスワードとして「*」と入力すると、パスワード用のプロンプトが生成されます。 パスワードは、パスワード用プロンプトで入力した場合は表示されません。
-m <[start] [stop] [[start] [stop] [...]]> スケジュール設定された開始時刻または終了時刻ではなく、手動開始または手動停止に変更します。
-rf <[[hh:]mm:]ss> 指定された期間にデータ コレクターを実行します。
-b <M/d/yyyy h:mm:ss[AM|PM]> 指定された時刻にデータの収集を開始します。
-e <M/d/yyyy h:mm:ss[AM|PM]> 指定された時刻にデータ収集を終了します。
-o <path|dsn!log> 出力ログ ファイルまたは SQL データベース内の DSN とログ セット名を指定します。
-[-]r 毎日、指定された開始時刻と終了時刻にデータ コレクターを繰り返します。
-[-]a 既存のログ ファイルを追加します。
-[-]ow 既存のログ ファイルを上書きします。
-[-]v <nnnnnn|mmddhhmm> ファイルのバージョン管理情報をログ ファイル名の末尾に付加します。
-[-]rc <task> ログが閉じられるごとに指定されたコマンドを実行します。
-[-]max <value> SQL ログの最大ログ ファイル サイズ (MB 単位) または最大レコード数。
-[-]cnf <[[hh:]mm:]ss> 時刻が指定された場合は、指定された時刻が経過したときに、新しいファイルを作成します。 時刻が指定されなかった場合は、最大サイズを超えたときに、新しいファイルを作成します。
-y プロンプトを表示せずに、すべての質問に「はい」と回答します。
-ct <perf|system|cycle> イベント トレース セッションのクロックの種類を指定します。
-ln <logger_name> イベント トレース セッションのロガー名を指定します。
-ft <[[hh:]mm:]ss> イベント トレース セッションのフラッシュ タイマーを指定します。
-[-]p <provider [flags [level]]> 有効にする 1 つのイベント トレース プロバイダーを指定します。
-pf <filename> 有効にする複数のイベント トレース プロバイダーを列挙したファイルを指定します。 このファイルは、1 行に 1 つのプロバイダーを含むテキスト ファイルにする必要があります。
-[-]rt リアルタイム モードでイベント トレース セッションを実行します。
-[-]ul ユーザーのイベント トレース セッションを実行します。
-bs <value> イベント トレース セッションのバッファー サイズを KB 単位で指定します。
-nb <min max> イベント トレース セッションのバッファーの数を指定します。
-mode <globalsequence|localsequence|pagedmemory> 次を含むイベント トレース セッションのロガー モードを指定します。
  • Globalsequence - イベントを受信したトレース セッションに関係なく、イベント トレーサーが受信したすべてのイベントにシーケンス番号を追加するように指定します。
  • Localsequence - イベント トレーサーが特定のトレース セッションで受信したイベントのシーケンス番号を追加するように指定します。 このオプションを使用すると、すべてのセッションに重複するシーケンス番号が存在する可能性がありますが、各トレース セッション内では一意です。
  • Pagedmemory - イベント トレーサーがその内部バッファー割り当てに既定の非ページ メモリ プール以外のページ メモリを使用するように指定します。
/? 状況依存のヘルプを表示します。

解説

  • [-] が列挙された場合は、余分なハイフン (-) を追加すると、オプションが無効になります。

trace_log というイベント トレース データ コレクターを作成し、16 以上 256 以下のバッファーを使い、各バッファーのサイズを 64 KB にし、結果を c:logfile に保存するには、次のように入力します。

logman create trace trace_log -nb 16 256 -bs 64 -o c:\logfile