PowerShell_ise

Windows PowerShell Integrated Scripting Environment (ISE) は、グラフィック支援環境でスクリプトとモジュールの読み取り、書き込み、実行、デバッグ、およびテストを行えるグラフィカル ホスト アプリケーションです。 IntelliSense、Show-Command、スニペット、タブ補完、構文の色分け、ビジュアル デバッグ、状況依存のヘルプなどの主な機能は、豊富なスクリプト エクスペリエンスを提供します。

PowerShell.exe の使用

PowerShell_ISE.exe ツールは、Windows PowerShell ISE セッションを開始します。 PowerShell_ISE.exeを使用する場合は、省略可能なパラメーターを使用して、Windows PowerShell ISE でファイルを開いたり、プロファイルのない Windows PowerShell ISE セッションやマルチスレッド アパートメントを使用して Windows PowerShell ISE セッションを開始したりできます。

• コマンド プロンプト ウィンドウ、Windows PowerShell、または の [スタート] メニューで Windows PowerShell ISE セッションを開始するには、次のように入力します。

  PowerShell_Ise.exe
  

• スクリプト (.ps1)、スクリプト モジュール (.psm1)、モジュール マニフェスト (.psd1)、XML ファイル、または Windows PowerShell ISE でサポートされているその他のファイルを開くには、次のように入力します。

  PowerShell_Ise.exe <filepath>
  

  Windows PowerShell 3.0 では、オプションの File パラメーターを次のように使用できます。

  PowerShell_Ise.exe -file <filepath>
  

• Windows PowerShell プロファイルなしで Windows PowerShell ISE セッションを開始するには、NoProfile パラメーターを使用します。 (NoProfile パラメーターは Windows PowerShell 3.0 で導入されています)。次のように入力します。

  PowerShell_Ise.exe -NoProfile
  

• PowerShell_ISE.exe ヘルプ ファイルを表示するには、次のように入力します。

  PowerShell_Ise.exe -help
  PowerShell_Ise.exe -?
  PowerShell_Ise.exe /?
  

注釈

• PowerShell_ISE.exe コマンド ライン パラメーターの完全な一覧については、「about_PowerShell_Ise.Exe」を参照してください。

• Windows PowerShell を起動するその他の方法については、「Windows PowerShellの開始」を参照してください。

• Windows PowerShell は、Windows Server オペレーティング システムの Server Core インストール オプションで実行されます。 ただし、Windows PowerShell ISE にはグラフィック ユーザー インターフェイスが必要であるため、Server Core のインストールでは実行されません。

関連リンク

• about_PowerShell_Ise.exe