テキスト ファイルをプリンターに送信します。 ファイルは、ローカル コンピューターのシリアル ポートまたはパラレル ポートに接続されているプリンターに送信する場合、バック グラウンドで印刷できます。
Note
パラレル ポートまたはシリアル ポートに接続されたプリンターの構成、プリンターの状態表示、コード ページ切り替えのためのプリンター準備など、多くの構成タスクをコマンド プロンプトから Mode コマンドを使って行うことができます。
構文
print [/d:<printername>] [<drive>:][<path>]<filename>[ ...]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
/d:<printername> |
ジョブを印刷するプリンターを指定します。 ローカルに接続されたプリンターに印刷するには、プリンターが接続されているコンピューターで、ポートを指定します。 パラレル ポートに有効な値は、LPT1、LPT2、LPT3 です。 シリアル ポートに有効な値は、COM1、COM2、COM3、COM4 です。 キュー名 (\\server_name\printer_name ) を使って、ネットワーク プリンターを指定することもできます。 プリンターを指定しない場合、既定で印刷ジョブは LPT1 に送信されます。 |
<drive> : |
印刷するファイルの場所の論理的または物理的なドライブを指定します。 現在のドライブに印刷するファイルがある場合、このパラメーターは必要ありません。 |
<path> |
印刷するファイルの場所を指定します。 現在のディレクトリに印刷するファイルがある場合、このパラメーターは必要ありません。 |
<filename>[ ...] |
必須。 印刷するファイルを指定します。 1 つのコマンドでは、複数のファイルを含めることができます。 |
/? | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例
現在のディレクトリにある report.txt ファイルを、ローカル コンピューター上の lpt2 に接続されているプリンターに送信するには、次のように入力します。
print /d:lpt2 report.txt
c:\accounting ディレクトリにある report.txt ファイルを、/d:\copyroom サーバー上の printer1 印刷キューに送信するには、次のように入力します。
print /d:\\copyroom\printer1 c:\accounting\report.txt