telnet

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

Telnet サーバー サービスを実行しているコンピューターと通信します。 パラメーターを指定せずにこのコマンドを実行すると、Telnet プロンプト (Microsoft telnet>) で示される Telnet コンテキストを入力できます。 Telnet プロンプトから telnet コマンドを使用して、Telnet クライアントを実行しているコンピューターを管理できます。

重要

このコマンドを実行する前に、Telnet クライアント ソフトウェアをインストールする必要があります。 詳細については、Telnet のインストールに関するページを参照してください。

構文

telnet [/a] [/e <escapechar>] [/f <filename>] [/l <username>] [/t {vt100 | vt52 | ansi | vtnt}] [<host> [<port>]] [/?]

パラメーター

パラメーター 説明
/a 自動ログオンを試行します。 現在ログオンしているユーザーの名前を使用する点を除き、/l オプションと同じです。
/e <escapechar> Telnet クライアント プロンプトを入力するために使用するエスケープ文字を指定します。
/f <filename> クライアント側のログ記録に使用するファイル名を指定します。
/l <username> リモート コンピューター上でログオンするユーザー名を指定します。
/t {vt100 | vt52 | ansi | vtnt} 端末の種類を指定します。 サポートされている端末の種類は、vt100vt52ansivtnt です。
<host> [<port>] ホスト名またはリモートのコンピューターに、接続して、必要に応じて使用する TCP ポートの IP アドレスを指定します (既定では TCP ポート 23)。
/? コマンド プロンプトにヘルプを表示します。

Telnet を使用して、telnet.microsoft.com で Telnet サーバー サービスを実行するコンピューターに接続するには、次のように入力します。

telnet telnet.microsoft.com

Telnet を使用して、TCP ポート 44 で telnet.microsoft.com の Telnet サーバー サービスを実行しているコンピューターに接続し、telnetlog.txt と呼ばれるローカル ファイルにセッションの利用状況を記録するには、次のように入力します。

telnet /f telnetlog.txt telnet.microsoft.com 44