typeperf コマンドは、コマンド ウィンドウまたはログ ファイルにパフォーマンス データを書き込みます。 typeperf を停止するには、Ctrl キーを押しながら C キーを押します。
構文
typeperf <counter [counter ...]> [options]
typeperf -cf <filename> [options]
typeperf -q [object] [options]
typeperf -qx [object] [options]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
<counter [counter [...]]> |
監視するパフォーマンス カウンターを指定します。
<counter> パラメーターは、\\Server1\Processor(0)\% User Time などの \Computer\Object(Instance)\Counter 形式のパフォーマンス カウンターの完全な名前です。 |
オプション
選択肢 | 説明 |
---|---|
-f <CSV | TSV | BIN | SQL> |
出力ファイルの形式を指定します。 既定値は CSV です。 |
-CFの <filename> |
監視するパフォーマンス カウンターの一覧を含むファイルを、1 行に 1 つのカウンターで指定します。 |
-si <[[hh:]mm:]ss> |
サンプル間隔を指定します。 既定値は 1 秒です。 |
-o <filename> |
出力ファイルまたは SQL データベースのパスを指定します。 既定値は STDOUT です (コマンド ウィンドウに書き込まれます)。 |
-q [object] |
インストールされているカウンター (インスタンスなし) の一覧を表示します。 1 つのオブジェクトのカウンターを一覧表示するには、オブジェクト名を含めます。 |
-qx [object] |
インスタンスと共にインストールされているカウンターの一覧を表示します。 1 つのオブジェクトのカウンターを一覧表示するには、オブジェクト名を含めます。 |
-sc <samples> |
収集するサンプルの数を指定します。 既定では、Ctrl + C キーが押されるまでデータを収集します。 |
-config(設定) <filename> |
コマンド オプションを含む設定ファイルを指定します。 |
-s <computer_name> |
カウンター パスにコンピューターが指定されていない場合に監視するリモート コンピューターを指定します。 |
-y | メッセージを表示せずに、すべての質問に 対して "はい " と答えます。 |
/? | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例示
ローカル コンピューターのパフォーマンス カウンター \Processor(_Total)\% Processor Time
の値をコマンド ウィンドウに書き込むには、Ctrl + C キーを押すまで 1 秒の既定のサンプル間隔で、次のように入力します。
typeperf \Processor(_Total)\% Processor Time
50 個のサンプルが収集されるまでの 5 秒のサンプル間隔で、ファイル counters.txt 内のカウンターの一覧の値をタブ区切りファイル domain2.tsv に書き込むには、次のように入力します。
typeperf -cf counters.txt -si 5 -sc 50 -f TSV -o domain2.tsv
インストールされているカウンターに対してカウンター オブジェクト PhysicalDisk のインスタンスを照会し、結果のリストをファイル counters.txtに書き込むには、次のように入力します。
typeperf -qx PhysicalDisk -o counters.txt