vssadmin resize shadowstorage

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows 10、Windows 8.1、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008

シャドウ コピーの記憶域に使用できる記憶域スペースの最大容量のサイズを変更します。

シャドウ コピーの記憶域に使用できる記憶域スペースの最小容量は、MinDiffAreaFileSize のレジストリ値を使用して指定できます。 詳細については、MinDiffAreaFileSize に関するページを参照してください。

警告

記憶域の関連付けのサイズを変更すると、シャドウ コピーが消失する可能性があります。

構文

vssadmin resize shadowstorage /for=<ForVolumeSpec> /on=<OnVolumeSpec> [/maxsize=<MaxSizeSpec>]

パラメーター

パラメーター 説明
/for=<ForVolumeSpec> 記憶域スペースの最大サイズを変更するボリュームを指定します。
/on=<OnVolumeSpec> 記憶域ボリュームを指定します。
[/maxsize=<MaxSizeSpec>] シャドウ コピーの格納に使用できるスペースの最大サイズを指定します。 /maxsize に値が指定されていない場合、使用できる記憶域スペースの量に制限はありません。

MaxSizeSpec の値は 1 MB 以上である必要があります。また、KB、MB、GB、TB、PB、EB のいずれかの単位で表す必要があります。 単位が指定されていない場合、MaxSizeSpec は既定でバイトを使用します。

ボリューム D のボリューム C のシャドウ コピーのサイズを 900 MB の最大サイズで変更するには、次のコマンドを入力します。

vssadmin resize shadowstorage /For=C: /On=D: /MaxSize=900MB

ボリューム D のボリューム C のシャドウ コピーのサイズを最大サイズなしで変更するには、次のコマンドを入力します。

vssadmin resize shadowstorage /For=C: /On=D: /MaxSize=UNBOUNDED

ボリューム C のシャドウ コピーのサイズを 20% 変更するには、次のように入力します。

vssadmin resize shadowstorage /For=C: /On=C: /MaxSize=20%