wbadmin get items

特定のバックアップに含まれるアイテムを一覧表示します。

このコマンドを使用して、特定のバックアップに含まれている項目を一覧表示するには、[バックアップ オペレーター] グループまたは [管理者] グループのメンバーであるか、または適切なアクセス許可が委任されている必要があります。 さらに、[コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] を選択して、管理者特権でのコマンド プロンプトから wbadmin を実行する必要があります。

構文

wbadmin get items -version:<VersionIdentifier> [-backupTarget:{<BackupDestinationVolume> | <NetworkSharePath>}] [-machine:<BackupMachineName>]

パラメーター

パラメーター 説明
-version MM/DD/YYYY-HH:MM の形式でバックアップのバージョンを指定します。 バージョン情報がわからない場合は、wbadmin get versions コマンドを実行します。
-backuptarget 詳細を確認するバックアップを含むストレージの場所を指定します。 ターゲットの場所に格納されているバックアップの一覧を表示するために使用します。 バックアップ ターゲットの場所には、ローカルに接続されたディスク ドライブまたはリモート共有フォルダーを指定できます。 バックアップが作成されたのと同じコンピューターでこのコマンドを実行する場合、このパラメーターは必要ありません。 ただし、このパラメーターは、別のコンピューターから作成されたバックアップに関する情報を取得するために必要です。
-コンピューター バックアップの詳細が必要なコンピューターの名前を指定します。 複数のコンピューターが同じ場所にバックアップされている場合に利用できます。 -backupTarget を指定する場合に使用します。

2013 年 3 月 31 日の 午前 9 時 00 分に実行されたバックアップからの項目を一覧表示するには、次のように入力します。

wbadmin get items -version:03/31/2013-09:00

2013 年 4 月 30 日の 午前 9 時 00 分に実行され、\\<servername>\<share> に格納されている server01 のバックアップからの項目を一覧表示するには、次のように入力します。

wbadmin get items -version:04/30/2013-09:00 -backupTarget:\\servername\share -machine:server01