whoami
コマンドは、現在ローカル システムにログオンしているアカウントのユーザー、グループ、および特権に関する情報を表示します。 パラメーターを指定せずに実行すると、 whoami
は現在のドメインとユーザー名を返します。
構文
whoami [/upn | /fqdn | /logonid]
whoami {[/user] [/groups] [/claims] [/priv]} [/fo <format>] [/nh]
whoami /all [/fo <format>] [/nh]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
/upn | ユーザー名をユーザー プリンシパル名 (UPN) 形式で表示します。 |
/fqdn | ユーザー名を完全修飾ドメイン名 (FQDN) 形式で表示します。 |
/logonid | 現在のユーザーのログオン ID を表示します。 |
/user | 現在のドメインとユーザー名、およびセキュリティ識別子 (SID) を表示します。 |
/groups | 現在のユーザーが属しているユーザー グループを表示します。 |
/claims | 要求名、フラグ、型、値など、現在のユーザーの要求を表示します。 |
/priv | 現在のユーザーのセキュリティ特権を表示します。 |
/fo <形式> | 出力形式を指定します。 有効な値は次のとおりです。 |
/all | 現在のユーザー名、セキュリティ識別子 (SID)、特権、現在のユーザーが属しているグループなど、現在のアクセス トークン内のすべての情報を表示します。 |
/nh | 列ヘッダーを出力に表示しないように指定します。 これは、テーブル形式と CSV 形式に対してのみ有効です。 |
/? | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例示
このコンピューターに現在ログオンしているユーザーのドメインとユーザー名を表示するには、次のように入力します。
whoami
次のような出力が表示されます。
DOMAIN1\administrator
現在のアクセス トークン内のすべての情報を表示するには、次のように入力します。
whoami /all