Active Directory フォレストの回復 - システム状態データのバックアップ
適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 および 2012 R2、Windows Server 2008 および 2008 R2
Windows Server バックアップまたは wbadmin.exe を使用して、DC 上でシステム状態のバックアップを実行するには、次の手順に従います。
Windows Server バックアップを使用してシステム状態のバックアップを実行する
- サーバー マネージャーを開き、[ツール]、[Windows Server バックアップ] の順に選択します。
- Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2008 で、[スタート] を選択し、[管理ツール] をポイントして、[Windows Server バックアップ] を選択します。
- メッセージが表示されたら、[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスで、バックアップ オペレーターの資格情報を入力し、[OK] を選択します。
- [ローカル バックアップ] を選択します。
- [操作] メニューの [バックアップ (1 回限り)] を選択します。
- バックアップ (1 回限り) ウィザードの [バックアップ オプション] ページで、[別のオプション]、[次へ] の順に選択します。
- [バックアップの構成の選択] ページで [カスタム] を選択して [次へ]を選択します。
- [バックアップする項目の選択] 画面で、[項目の追加]を選択し、[システム状態] を選択して [OK] を選択します。
- Windows server 2008 R2 および Windows server 2008 で、バックアップに含めるボリュームを選択します。 [システム回復を有効にする] チェックボックスをオンにすると、すべての重要なボリュームが選択されます。
- [バックアップの場所の種類指定] ページで、[ローカル ドライブ] または [リモート共有フォルダー] を選択し、[次へ] を選択します。 リモート共有フォルダーにバックアップする場合は、次の手順を実行します。
- 共有フォルダーへのパスを入力します。
- [アクセス制御] で、[継承しない] または [継承する] を選択してバックアップへのアクセスを決定し、[次へ] を選択します。
- [バックアップ用のユーザー資格情報の指定] ダイアログ ボックスで、共有フォルダーへの書き込みアクセス権を持つユーザーのユーザー名とパスワードを入力し、[OK] を選択します。
- Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2008 の場合は、[詳細オプションの指定] ページで [VSS コピー バックアップ] を選択し、[次へ] を選択します。
- [バックアップ先の選択] ページで、バックアップの場所を選択します。 ローカル ドライブを選択した場合はローカル ドライブを、リモート共有を選択した場合はネットワーク共有を選択します。
- 確認画面で、[バックアップ] を選択します。
- 完了したら、[閉じる] を選択します。
- Windows Server バックアップを閉じます。
Wbadmin.exe を使用してシステム状態のバックアップを実行する
管理者特権のコマンド プロンプトを開き、次のコマンドを入力して、Enter キーを押します。
wbadmin start systemstatebackup -backuptarget:<targetDrive>:
次のステップ
- AD フォレストの回復 - 前提条件
- AD フォレストの回復 - カスタム フォレスト回復計画を作成する
- AD フォレストの回復 - フォレストを復元する手順
- AD フォレストの回復 - 問題の特定
- AD フォレストの回復 - 回復方法を決定する
- AD フォレストの回復 - 最初の回復の実行
- AD フォレストの回復 - 手順
- AD フォレストの回復 - よく寄せられる質問 (FAQ)
- AD フォレストの回復 - マルチドメイン フォレストで 1 つのドメインを回復する
- AD フォレストの回復 - 残りの DC を再デプロイする
- AD フォレストの回復 - 仮想化
- AD フォレストの回復 - クリーンアップ