Network Shell (netsh)

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Azure Stack HCI バージョン 21H2 および 20H2

ネットワーク シェル (netsh) は、コマンドライン ユーティリティであり、Windows Server を実行中のコンピューターにインストールした後、さまざまなネットワーク通信サーバーの役割とコンポーネントを構成してそれらのステータスを表示できます。

動的ホスト構成プロトコル (DHCP) クライアントや BranchCache などの一部のクライアント テクノロジでも、Windows 10 を実行しているクライアント コンピューターを構成するための netsh コマンドが提供されています。

ほとんどの場合、netsh コマンドでは、各ネットワーク サーバーの役割またはネットワーク機能に対して Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを使用する場合に利用できるのと同じ機能が提供されます。 たとえば、NPS MMC スナップインを使うか、netsh nps コンテキストで netsh コマンドを使うことで、ネットワーク ポリシー サーバー (NPS) を構成できます。

さらに、Windows Server で MMC スナップインとして使用できない、IPv6、ネットワーク ブリッジ、リモート プロシージャ コール (RPC) などのネットワーク テクノロジ用の netsh コマンドがあります。

重要

Windows Server と Windows 10 でネットワーク テクノロジを管理するには、Network Shell ではなく Windows PowerShell を使用することをお勧めします。 Network Shell はスクリプトとの互換性のために提供されており、その使用はサポートされています。

Netsh テクニカル リファレンス

netsh コマンド リファレンスでは、netsh コマンドの構文、パラメーター、例を含む包括的な netsh コマンドのリストが提供されています。 このリファレンスを使用して、ネットワーク テクノロジおよびデバイスをローカルまたはリモートで管理するための netsh コマンドを使用して、スクリプトとバッチ ファイルを作成できます。