仮想プライベート ネットワーク (VPN)

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows 10

シングル テナント VPN サーバーとしての RAS ゲートウェイ

Windows Server 2016 では、リモート アクセス サーバーの役割は、次の関連するネットワーク アクセス テクノロジを論理的にグループ化したものです。

  • リモート アクセス サービス (RAS)
  • ルーティング
  • Web アプリケーション プロキシ

これらのテクノロジは、リモート アクセス サーバーの役割の役割サービスです。

[役割と機能の追加] ウィザードまたは Windows PowerShell を使用してリモート アクセス サーバーの役割をインストールする場合は、これら 3 つの役割サービスの 1 つまたは複数をインストールできます。

DirectAccess および VPN (RAS) 役割サービスをインストールすると、リモート アクセス サービス ゲートウェイ (RAS ゲートウェイ) が展開されます。 RAS ゲートウェイは、多数の高度な機能と拡張機能を提供するシングル テナント RAS ゲートウェイ仮想プライベート ネットワーク (VPN) サーバーとして展開できます。

注意

また RAS ゲートウェイは、ソフトウェア定義ネットワーク (SDN) で使用するマルチテナント VPN サーバーとして、または DirectAccess サーバーとしても展開できます。 詳しくは、「RAS ゲートウェイ」、「ソフトウェア定義ネットワーク (SDN)」、「DirectAccess」を参照してください。

  • Always On VPN の特長と機能: このトピックでは、Always On VPN の特長と機能について説明します。

  • Windows 10 で VPN デバイス トンネルを構成する: Always On VPN を使用すると、デバイスまたはマシン専用の VPN プロファイルを作成できます。 Always On VPN 接続には、"デバイス トンネル" と "ユーザー トンネル" という 2 種類のトンネルが含まれます。 デバイス トンネルは、ログオン前の接続シナリオとデバイス管理の目的で使用されます。 ユーザー トンネルを使用すると、ユーザーが VPN サーバーを通じて組織のリソースにアクセスすることができます。

  • Windows Server 2016 および Windows 10 のための Always On VPN 展開: ポイント対サイト VPN 接続のためのシングル テナント VPN RAS ゲートウェイとしてリモート アクセスを展開する手順について説明します。これにより、リモートの社員は、Always On VPN 接続を使用して組織のネットワークに接続できます。 この展開で使用される各テクノロジの設計ガイドと展開ガイドを参照することをお勧めします。

  • Windows 10 VPN テクニカル ガイド: エンタープライズ VPN ソリューションで Windows 10 クライアントに関して行う決定事項と、展開の構成方法について説明します。 VPNv2 構成サービス プロバイダー (CSP) に関するリファレンスがあり、また Microsoft Intune および Windows 10 用の VPN プロファイル テンプレートを使用したモバイル デバイス管理 (MDM) の構成に関する説明があります。

  • 構成マネージャーで VPN プロファイルを作成する方法: このトピックでは、構成マネージャーで VPN プロファイルを作成する方法について説明します。

  • Windows 10 クライアントの Always On VPN 接続を構成する: このトピックでは、ProfileXML のオプションとスキーマについて、および ProfileXML VPN を作成する方法について説明します。 サーバー インフラストラクチャを設定した後、VPN 接続を使用してそのインフラストラクチャと通信するように Windows 10 クライアント コンピューターを構成する必要があります。

  • VPN プロファイルのオプション: このトピックでは、Windows 10 での VPN プロファイルの設定について、および Intune または構成マネージャーを使用して VPN プロファイルを構成する方法について説明します。 VPNv2 CSP の ProfileXML ノードを使用して、Windows 10 のすべての VPN 設定を構成できます。