Windows Server の Web アプリケーション プロキシ

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016

この内容はオンプレミス版の Web アプリケーション プロキシに関連しています。 クラウドでオンプレミス アプリケーションに安全にアクセスする方法については、「Microsoft Entra アプリケーション プロキシのコンテンツ」を参照してください。

このセクションの内容は、Windows Server 用 Web アプリケーション プロキシの新機能と変更された機能についての説明です。 ここに記載されている新機能と変更された機能は、プレビューを使う際に影響が最も大きいと思われるものです。

Web アプリケーション プロキシの機能

  • HTTP 基本アプリケーションの発行の事前認証

    HTTP Basic は、多数のプロトコル (ActiveSync など) によって使用される認証プロトコルで、スマートフォンなどのリッチ クライアントを Exchange メールボックスに接続します。 従来、Web アプリケーション プロキシは、ActiveSync クライアントでサポートされていないリダイレクトを使用して AD FS とやり取りします。 この新しいバージョンの Web アプリケーション プロキシでは、HTTP アプリがアプリケーションの要求されていない証明書利用者信頼をフェデレーションサービスに受信できるようにすることで、HTTP Basic を使用してアプリを発行するためのサポートを提供します。

    HTTP 基本発行の詳細については、「AD FS 事前認証を使用してアプリケーションを公開する」を参照してください

  • ワイルドカードによるアプリケーションのドメイン発行

    SharePoint 2013 のようなシナリオをサポートするために、アプリケーションの外部 URL にワイルドカードを含めることができるようになりました。これにより、https://*.sp-apps.contoso.com など、特定のドメイン内から複数のアプリケーションを発行できます。 これにより、SharePoint アプリの発行が簡易化されます。

  • HTTP から HTTPS へのリダイレクト

    URL に HTTPS を入力しない場合でも、ユーザーがアプリにアクセスできるようにするために、Web アプリケーション プロキシで HTTP から HTTPS へのリダイレクトがサポートされるようになりました。

  • HTTP 発行

    パススルー事前認証を使用して HTTP アプリケーションを公開できるようになりました

  • リモート デスクトップ ゲートウェイ アプリの発行

    Web アプリケーション プロキシの RDG の詳細については、「SharePoint、Exchange、および RDG を使用したアプリケーションの発行」を参照してください

  • 詳細なトラブルシューティングと改善されたサービス ログを記録し、完全な監査証跡を作成し、エラー処理を改善します

    トラブルシューティングの詳細については、「Web アプリケーション プロキシのトラブルシューティング」を参照してください

  • 管理コンソール UI の機能強化

  • バックエンドアプリケーションへのクライアント IP アドレスの伝達

参照