リモート デスクトップ サービス クライアント アクセス ライセンス (RDS CAL) を追跡する

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016

リモート デスクトップ ライセンス マネージャー ツールを使用して、リモート デスクトップ ライセンス サーバーから発行された接続ユーザー数の RDS CAL を追跡するレポートを作成できます。

Note

実際の環境で Microsoft Entra Domain Services を使用している場合、リモート デスクトップ ライセンス マネージャー ツールは接続ユーザー数 CAL を取得するためには機能しなくなります。 代わりに、ログオン イベント、接続ブローカーを介したアクティブなリモート デスクトップ接続のポーリング、またはお客様に適した他のメカニズムを使用して、手動でライセンスを追跡する必要があります。

次の手順に従って、接続ユーザー数 CAL レポートを生成します。

  1. リモート デスクトップ ライセンス マネージャーで、ライセンス サーバーを右クリックし、 [レポートの作成] をクリックし、 [CAL Usage]\(CAL の使用状況\) をクリックします。

  2. レポートが作成され、レポートが正常に作成されたことを確認するメッセージが表示されます。 [OK] をクリックしてメッセージを閉じます。

作成したレポートは、ライセンス サーバーのノードの下の [レポート] セクションに表示されます。 レポートには次の情報が表示されます。

  • レポートが作成された日時
  • レポートの範囲 (例: ドメイン、OU=売上、またはすべての信頼されるドメイン)
  • ライセンス サーバーにインストールされている接続ユーザー数の RDS CAL の数
  • レポートの範囲に固有の、ライセンス サーバーから発行された接続ユーザー数の RDS CAL の数

レポートを CSV ファイルとしてコンピューター上のフォルダーの場所に保存することもできます。 レポートを保存するには、保存するレポートを右クリックし、[名前を付けて保存] をクリックして、レポートを保存するファイル名と場所を指定します。

作成したレポートは、リモート デスクトップ ライセンス マネージャーのライセンス サーバーのノードの下にある [レポート] ノードに表示されます。 レポートが不要になった場合は削除できます。