適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2
ベスト プラクティス アナライザーによるサーバー メッセージ ブロック (SMB) ベースのネットワーク サービスのスキャンで、ファイルとプリンターの共有用のファイアウォール ポートが開いていないことが特定された場合は、この記事の手順に従って問題を解決します。
オペレーティング システム | 製品/機能 | 深刻さ | カテゴリ |
---|---|---|---|
Windows Server | ファイル サービス | エラー | コンフィギュレーション |
注
この記事では、ベスト プラクティス アナライザー スキャンによって特定された特定の問題について説明します。 この記事の情報は、特定のポートの問題を報告する File Services Best Practices Analyzer スキャンを実行しているコンピューターにのみ適用します。 ベスト プラクティスとスキャンの詳細については、「 ベスト プラクティス アナライザー」を参照してください。
問題を特定する
File Services Best Practices Analyzer スキャンでは、ファイルとプリンターの共有に必要なファイアウォール ポートが開いていないことが報告されます (ポート 445 と 139)。
この問題により、サーバー上の共有フォルダーやその他の SMB ベースのネットワーク サービスにコンピューターがアクセスできなくなります。
問題を解決する
この問題を解決するには、ファイルとプリンターの共有を有効にして、コンピューターのファイアウォール経由で通信します。 手順を完了するには、少なくとも Administrators グループ (またはそれと同等) のメンバーである必要があります。
ファイアウォール ポートを開き、ファイルとプリンターの共有を有効にするには、次の手順を実行します。
コントロール パネルを開き、[ システムとセキュリティ] を選択し、[ Windows Defender ファイアウォール] を選択します。
左側で、[ 詳細設定] を選択します。 Windows Defender ファイアウォール コンソールが開き、詳細設定が表示されます。
左側の Windows Defender ファイアウォール コンソールで、[ 受信規則] を選択します。
[ 受信規則] で、次の 2 つの規則を見つけます。
ファイルとプリンターの共有 (NB-Session-In)
ファイルとプリンターの共有 (SMB-In)
ルールごとに、ルールを長押し (または右クリック) し、[ ルールの有効化] を選択します。