Windows 11 の素材
素材とは、現実世界の人工物に似た UI サーフェスに適用されるビジュアル効果です。 Windows 11 では、主に 2 種類の素材 (オクルードと透明) を使用しています。 アクリルやマイカなどのオクルード素材は、対話型 UI コントロールの下で、基本レイヤーとして使用されます。 スモークなどの透明素材は、イマーシブ サーフェスを強調表示するために使用されます。
マイカ、アクリル、スモークは、特定の目的を持って、Windows 全体で使用されています。
アクリル
アクリルは、すりガラスの効果を再現する、半透明の素材です。 Windows 11 では、明るさと透明度が増した新たなアクリルが導入されています。これにより、背後にあるビジュアルの状態との関係性がさらに向上しています。 アクリルは、ポップアップやコンテキスト メニューなどの、一時的に表示される簡易非表示サーフェスにのみ使用されます。
アクリルは、モード対応であり、ライト モードとダーク モードの両方に対応します。
Mica
マイカは、Windows 11 で新たに導入された不透明素材です。 マイカのサーフェスは、ユーザーのデスクトップの背景色でかすかに色付けされています。
マイカは、モード対応であり、ライト モードとダーク モードの両方に対応します。 また、マイカは、組み込みの機能として、ウィンドウ フォーカスがアクティブか非アクティブかを示します。
スモーク テスト
スモークは、下にあるサーフェスを暗転させ、背後に表示することで、重要な UI サーフェスを強調します。 スモークは、ダイアログなどのモーダル UI の下で行われているブロック操作を知らせるために使用されます。
スモークは、モード対応ではなく、ライト モードとダーク モードの両方で、半透明の黒で表示されます。