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コンソール モード

各コンソール入力バッファーに関連付けられるのは、入力操作に影響を与える一連の入力モードです。 同様に、各コンソール スクリーン バッファーには、出力操作に影響する一連の出力モードがあります。 入力モードは、高レベルの入力関数に影響を与えるグループと低レベルの入力関数に影響を与えるグループの 2 つに分けることができます。 出力モードは、高レベルの出力関数を使用するアプリケーションにのみ影響します。

GetConsoleMode 関数は、コンソールの入力バッファーの現在の入力モードまたはスクリーン バッファーの現在の出力モードを報告します。 SetConsoleMode 関数は、コンソール入力バッファーまたはスクリーン バッファーの現在のモードを設定します。 コンソールに複数のスクリーン バッファーがある場合、それぞれの出力モードが異なる場合があります。 アプリケーションは、いつでも I/O モードを変更できます。 高レベルおよび低レベルの I/O 操作に影響するコンソール モードの詳細については、「高レベルのコンソール モード」と「低レベルのコンソール モード」を参照してください。

コマンド ライン アプリケーションでは、その他のコマンド ライン アプリケーションがコンソール モードをいつでも変更でき、コントロールが返される前に元のフォームに復元できない可能性があることを想定する必要があります。 さらに、すべてのコマンド ライン アプリケーションでは、起動時に初期コンソール モードをキャプチャし、終了時に復元を試み、同じコンソールにアタッチされている他のコマンド ライン アプリケーションへの影響を最小限に抑える必要があります。

GetConsoleDisplayMode 関数は、現在のコンソールが全画面モードであるかどうかを報告します。