GetTraceEnableFlags 関数 (evntrace.h)

RegisterTraceGuids ベース ("クラシック") イベント プロバイダーは、GetTraceEnableFlags 関数を使用して、トレース するイベントのカテゴリを示すためにトレース コントローラーによって指定された有効フラグを取得します。

プロバイダーは、 ControlCallback 関数からこの関数を呼び出します。

構文

ULONG WMIAPI GetTraceEnableFlags(
  [in] TRACEHANDLE TraceHandle
);

パラメーター

[in] TraceHandle

GetTraceLoggerHandle 関数を呼び出して取得したイベント トレース セッションを処理します。

戻り値

EnableTrace 関数を呼び出すときに EnableFlag パラメーターで指定されたコントローラーの値を返します。

関数が失敗したか、コントローラーが有効化フラグを 0 に設定したかを確認するには、次の手順に従います。

  1. SetLastError 関数を呼び出して、最後のエラーをERROR_SUCCESSに設定します。
  2. GetTraceEnableFlags 関数を呼び出して、有効フラグを取得します。
  3. enable flags 値が 0 の場合は、 GetLastError 関数を呼び出して、最後の既知のエラーを取得します。
  4. 最後の既知のエラーが ERROR_SUCCESS場合、コントローラーは有効化フラグを 0 に設定します。それ以外の場合、 GetTraceEnableFlags 関数は 最後の既知のエラーで失敗しました。

注釈

プロバイダーはこの値を使用して、生成するイベントを制御できます。 たとえば、プロバイダーはイベントをイベントの論理カテゴリにグループ化し、この値を使用して生成を有効または無効にすることができます。

GetTraceEnableFlags を使用する例については、「MOF を使用したイベント データの取得」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー evntrace.h
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll

こちらもご覧ください

GetTraceEnableLevel

GetTraceLoggerHandle