次の方法で共有


アプリケーション内でのドライバーの追加

[このページに関連付けられている機能である Audio Compression Manager は、従来の機能です。 Microsoft では、新しいコードではこの機能を使用しないことを強くお勧めします。]

アプリケーションで独自の圧縮ルーチンを内部で実装する必要がある場合、アプリケーションは acmDriverAdd 関数を呼び出して ドライバーを ACM に追加できます。 アプリケーションは、 acmDriverProc プロトタイプに準拠する関数を提供することでドライバーを実装します。 アプリケーションがドライバーを追加した後、他のドライバーを使用する場合と同様に、アプリケーションは ACM を介してドライバーを使用できます。

ACM は、ドライバーをグローバルまたはローカルとして扱います。 アプリケーションでは、 acmDriverAdd を呼び出すときに、ドライバーをグローバルとして追加するかローカルとして追加するかを指定します。 グローバル ドライバーとローカル ドライバーには、次の 2 つの違いがあります。

  • グローバル ドライバーとして追加されたドライバーは、他のアプリケーションと共有されません。
  • アプリケーションは、 acmDriverPriority 関数を呼び出すことによって、グローバル ドライバー (ローカル ドライバーではない) の優先度を直接変更できます。 ACM は、関数呼び出しの実装を提供するために適切なドライバーを探すときに、優先順位付けされた検索を実行します。 ACM では、グローバル ドライバーよりも常にローカル ドライバーの優先度が高くなります。 最後に追加されたローカル ドライバーの優先度が最も高くなります。