プロセス ワーキング セット

プログラムの ワーキング セット は、最近参照された仮想アドレス空間内のページのコレクションです。 共有データとプライベート データの両方が含まれます。 共有データには、DLL とシステム DLL 内の命令を含め、アプリケーションが実行するすべての命令を含むページが含まれます。 ワーキング セットのサイズが大きくなると、メモリの需要が増加します。

プロセスには、最小ワーキング セット サイズと最大ワーキング セット サイズが関連付けられています。 CreateProcess を呼び出すたびに、プロセスの最小ワーキング セット サイズが予約されます。 仮想メモリ マネージャーは、プロセスがアクティブな場合に、最小ワーキング セット常駐に対して十分なメモリを保持しようとしますが、最大サイズ以下を保持します。

アプリケーションのワーキング セットの要求された最小サイズと最大サイズを取得するには、 GetProcessWorkingSetSize 関数を 呼び出します。

システムは、既定のワーキング セット サイズを設定します。 SetProcessWorkingSetSize 関数を使用して、ワーキング セットのサイズを変更することもできます。 これらの値を設定することは、メモリが予約または常駐するという保証ではありません。 最小または最大のワーキング セット サイズを要求する場合は、システム のパフォーマンスが低下する可能性があるため、注意してください。

プロセスのワーキング セットの現在またはピークサイズを取得するには、 GetProcessMemoryInfo 関数を使用します。

メモリ パフォーマンス情報

ワーキング セット