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CHString::LockBuffer メソッド (chstring.h)

[CHString クラスは WMI プロバイダー フレームワークの一部であり、現在最終的な状態と見なされています。これらのライブラリに影響を与える、セキュリティ関連以外の問題に対しては、それ以上の開発、機能強化、または更新プログラムは利用できません。 すべての新しい開発には、MI API を使用する必要があります。]

LockBuffer メソッドは、バッファー内の文字列をロックします。

構文

LPWSTR LockBuffer();

戻り値

CHString オブジェクトまたは NULL で終わる文字列へのポインターを返します。

注釈

LockBuffer を呼び出すことで、文字列のコピーを作成し、参照カウントを -1 に設定します。

参照カウントが -1 に設定されている場合、バッファー内の文字列はロック状態であると見なされ、次の 2 つの方法で文字列が保護されます。

  • ロックされた文字列に他の文字列が割り当てられている場合でも、その文字列から、ロックされた文字列内のデータを参照することはできません。
  • ロックされた文字列は、他の文字列がロックされた文字列にコピーされた場合でも、別の文字列を参照することはありません。
バッファー内の文字列をロックすることで、バッファーに対する文字列の排他ホールドはそのまま残ります。

LockBuffer の使用が完了したら、UnlockBuffer を呼び出して参照カウントを 1 (1) にリセットします。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー chstring.h (FwCommon.h を含む)
Library FrameDyn.lib
[DLL] FrameDynOS.dll;FrameDyn.dll

こちらもご覧ください

CHString

CHString::UnlockBuffer