FlatSB_SetScrollRange関数 (commctrl.h)

フラット スクロール バーのスクロール範囲を設定します。 ウィンドウのフラット スクロール バーが初期化されていない場合、この関数は標準 の SetScrollRange 関数を呼び出します。

構文

int FlatSB_SetScrollRange(
  HWND unnamedParam1,
  int  code,
  int  min,
  int  max,
  BOOL fRedraw
);

パラメーター

unnamedParam1

種類: HWND

フラット スクロール バーを含むウィンドウへのハンドル。 このウィンドウ ハンドルは、 InitializeFlatSB の呼び出しで以前に渡されている必要があります。

code

型: int

スクロール バーの種類。 次のいずれかの値を指定できます。

意味
Sb_horz
水平スクロール バーのスクロール範囲を設定します。
SB_VERT
垂直スクロール バーのスクロール範囲を設定します。

min

型: int

新しい最小スクロール範囲の値。

max

型: int

新しい最大スクロール範囲の値。

fRedraw

種類: BOOL

変更を反映するためにスクロール バーをすぐに再描画するかどうかを指定します。 このパラメーターが TRUE の場合、スクロール バーが再描画されます。 FALSE の場合、スクロール バーは再描画されません。

戻り値

型: int

成功した場合は 0 以外、それ以外の場合は 0 を返します。

注釈

メモ フラット スクロール バー関数は、Comctl32.dll バージョン 4.71 から 5.82 で実装されています。 Comctl32.dll バージョン 6.00 以降では、フラット スクロール バーはサポートされていません。
 

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー commctrl.h
Library Comctl32.lib
[DLL] Comctl32.dll (バージョン 4.71 以降)