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ListView_SetCallbackMask マクロ (commctrl.h)

リスト ビュー コントロールのコールバック マスクを変更します。 このマクロを使用することも、LVM_SETCALLBACKMASK メッセージを明示的に送信することもできます。

構文

BOOL ListView_SetCallbackMask(
   HWND hwnd,
   UINT mask
);

パラメーター

hwnd

型: HWND

リスト ビュー コントロールのハンドル。

mask

型: UINT

コールバック マスクの値。 マスクのビットは、アプリケーションが現在の状態データを格納するアイテムの状態またはイメージを示します。 この値は、次の定数の任意の組み合わせにすることができます。

価値 意味
LVIS_CUT
この項目は、切り取りと貼り付けの操作としてマークされます。
LVIS_DROPHILITED
項目はドラッグ アンド ドロップ ターゲットとして強調表示されます。
LVIS_FOCUSED
項目にフォーカスがあります。
LVIS_SELECTED
項目が選択されています。
LVIS_OVERLAYMASK
アプリケーションは、アイテムごとに現在のオーバーレイ イメージのイメージ リスト インデックスを格納します。
LVIS_STATEIMAGEMASK
アプリケーションは、アイテムごとに現在の状態イメージのイメージ リスト インデックスを格納します。

戻り値

型: BOOL

成功した場合 TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE 返します。

備考

リスト ビュー コントロールの コールバック マスク は、アプリケーションが現在のデータを格納する項目の状態を指定するビット フラグのセットです。 コールバック マスクは、特定の項目に適用されるコールバック項目の指定とは異なり、コントロールのすべての項目に適用されます。 コールバック マスクは既定では 0 です。つまり、リスト ビュー コントロールにはすべての項目の状態情報が格納されます。 リスト ビュー コントロールを作成してその項目を初期化した後、ListView_SetCallbackMask マクロまたは LVM_SETCALLBACKMASK メッセージを使用してコールバック マスクを変更できます。 現在のコールバック マスクを取得するには、LVM_GETCALLBACKMASK メッセージを送信します。

オーバーレイ イメージと状態イメージの詳細については、「List-View イメージ リストの」を参照してください。

リスト ビューコールバックの詳細については、「コールバック項目の とコールバック マスクの」を参照してください。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ターゲット プラットフォーム の ウィンドウズ
ヘッダー commctrl.h

関連項目

LVN_GETDISPINFO