PFNCMHOOKPROC コールバック関数 (cryptdlg.h)

PFNCMHOOKPROC 関数は、CertSelectCertificate 関数によって生成された証明書選択ダイアログ ボックスによってメッセージが処理される前に呼び出されるフック プロシージャです。 関数を使用すると、呼び出し元はダイアログ ボックスをカスタマイズできます。 PFNCMHOOKPROC は、 CERT_SELECT_STRUCT 構造体で指定されたアプリケーション定義のコールバック関数です。 CERT_SELECT_STRUCT構造体は、CertSelectCertificate 関数のパラメーターです。 PFNCMHOOKPROC 関数は、各アプリケーションに合わせて開発者が実装する必要があります。

構文

PFNCMHOOKPROC Pfncmhookproc;

UINT Pfncmhookproc(
  [in] HWND hwndDialog,
  [in] UINT message,
  [in] WPARAM wParam,
  [in] LPARAM lParam
)
{...}

パラメーター

[in] hwndDialog

ダイアログ ボックス ウィンドウへのハンドル。

[in] message

メッセージ。

[in] wParam

送信または投稿されたメッセージに関する追加情報。

[in] lParam

送信または投稿されたメッセージに関する追加情報。

戻り値

この関数がメッセージを処理する場合は、0 以外の値 (TRUE) を返します。 この関数がメッセージを処理しない場合は、0 (FALSE) を返します。

解説

フックの詳細については、「 フック」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー cryptdlg.h

関連項目

CERT_SELECT_STRUCT

CertSelectCertificate