DdeGetData 関数 (ddeml.h)

指定した動的データ交換 (DDE) オブジェクトから、指定したローカル バッファーにデータをコピーします。

構文

DWORD DdeGetData(
  [in]            HDDEDATA hData,
  [out, optional] LPBYTE   pDst,
  [in]            DWORD    cbMax,
  [in]            DWORD    cbOff
);

パラメーター

[in] hData

種類: HDDEDATA

コピーするデータを含む DDE オブジェクトへのハンドル。

[out, optional] pDst

種類: LPBYTE

データを受信するバッファーへのポインター。 このパラメーターが NULL の場合、 DdeGetData 関数はバッファーにコピーされるデータの量をバイト単位で返します。

[in] cbMax

型: DWORD

pDst パラメーターが指すバッファーにコピーするデータの最大量 (バイト単位)。 通常、このパラメーターは pDst によって指されるバッファーの長さを指定します。

[in] cbOff

型: DWORD

DDE オブジェクト内のオフセット。 データは、このオフセットから始まるオブジェクトからコピーされます。

戻り値

型: DWORD

pDst パラメーターがバッファーを指している場合、戻り値は、データ ハンドルに関連付けられているメモリ オブジェクトのサイズ (バイト単位)、または cbMax パラメーターで指定されたサイズのいずれか小さい方です。

pDst パラメーターが NULL の場合、戻り値は、データ ハンドルに関連付けられているメモリ オブジェクトのサイズ (バイト単位) です。

DdeGetLastError 関数を使用してエラー コードを取得できます。エラー コードは、次のいずれかの値になります。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ddeml.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll

関連項目

概念

DdeAccessData

DdeCreateDataHandle

DdeFreeDataHandle

動的データ交換管理ライブラリ

参照