DeleteVolumeMountPointW 関数 (fileapi.h)

ドライブ文字またはマウントされたフォルダーを削除します。

構文

BOOL DeleteVolumeMountPointW(
  [in] LPCWSTR lpszVolumeMountPoint
);

パラメーター

[in] lpszVolumeMountPoint

削除するドライブ文字またはマウントされたフォルダー。 末尾の円記号 ("X:" や "Y:\MountX" など) が必要です。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

マウントされたフォルダーを削除しても、基になるディレクトリは削除されません。

lpszVolumeMountPoint パラメーターがマウントされたフォルダーではないディレクトリである場合、関数は何も行いません。 ディレクトリは削除されません。

Windows 8 と Windows Server 2012 では、この関数は、次のテクノロジによってサポートされています。

テクノロジ サポートされています
サーバー メッセージ ブロック (SMB) 3.0 プロトコル いいえ
SMB 3.0 Transparent Failover (TFO) いいえ
スケールアウト ファイル共有 (SO) を使う SMB 3.0 いいえ
クラスターの共有ボリューム ファイル システム (CsvFS) いいえ
Resilient File System (ReFS) いいえ
 

SMB では、ボリューム管理機能はサポートされていません。 CsvF の場合、新しいマウント ポイントはクラスター上の他のノードにレプリケートされません。

例については、「 マウント ポイントでのボリュームのマウント解除」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー fileapi.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

GetVolumeNameForVolumeMountPoint

GetVolumePathName

マウントされたフォルダー

SetVolumeMountPoint

ボリューム管理の関数