ITfCleanupContextSink::OnCleanupContext メソッド (msctf.h)
コンテキスト クリーンアップ操作中に呼び出されます。
構文
HRESULT OnCleanupContext(
[in] TfEditCookie ecWrite,
[in] ITfContext *pic
);
パラメーター
[in] ecWrite
クリーンアップされた編集コンテキストを識別する TfEditCookie 値が含まれます。 編集コンテキストでは、読み取り/書き込みロックが保証されます。
[in] pic
クリーンアップされたコンテキストを表す ITfContext インターフェイスへのポインター。
戻り値
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
コンテキストのクリーンアップは、次の場合に発生します。
- コンテキストがまだコンテキスト スタック上にある間、テキスト サービスは非アクティブ化されます。 これは、アクティブなテキスト サービスが変更されたとき、またはテキスト サービスがアクティブな間にアクティブな言語が変更されたときに発生する可能性があります。
- コンテキストがまだコンテキスト スタック上にある間、ITfThreadMgr::D eactivate が呼び出されます。
ITfCleanupContextDurationSink::OnStartCleanupContext は、TSF マネージャーが ITfCleanupContextSink::OnCleanupContext 通知を開始する直前に呼び出されます。 すべての OnCleanupContext 通知が完了すると、TSF マネージャーは OnEndCleanupContext を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msctf.h |
[DLL] | Imekrcic.dll |
再頒布可能パッケージ | Windows 2000 Professional 上の TSF 1.0 |
こちらもご覧ください
ITfCleanupContextSink インターフェイス、 ITfContext インターフェイス、 TfEditCookie