GetNumaAvailableMemoryNodeEx 関数 (winbase.h)

USHORT 値として指定されたノードで使用できるメモリの量を取得します。

構文

BOOL GetNumaAvailableMemoryNodeEx(
  [in]  USHORT     Node,
  [out] PULONGLONG AvailableBytes
);

パラメーター

[in] Node

ノードの番号。

[out] AvailableBytes

ノードで使用可能なメモリの量 (バイト単位)。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

GetNumaAvailableMemoryNodeEx 関数は、指定したノードの空きページとゼロページによって消費されるメモリの量を返します。 複数のノードを持つシステムでは、このメモリにはスタンバイ ページは含まれません。 したがって、システム内のすべてのノードで使用可能なメモリ値の合計は、Free & Zero Page List Bytes メモリ パフォーマンス カウンターの値と等しくなります。 ノードが 1 つしかないシステムでは、 GetNumaAvailableMemoryNode によって返される値にはスタンバイ ページが含まれており、使用可能なバイト数メモリ パフォーマンス カウンターの値と等しくなります。 パフォーマンス カウンターの詳細については、「 メモリ パフォーマンス情報」を参照してください。

GetNumaAvailableMemoryNodeEx 関数と GetNumaAvailableMemoryNode 関数の唯一の違いは、Node パラメーターのデータ型です。

この関数を使用するアプリケーションをコンパイルするには、_WIN32_WINNT >= 0x0601を設定します。 詳細については、「 Windows ヘッダーの使用」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbase.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

GetNumaAvailableMemoryNode

NUMA サポート