PRADIUS_EXTENSION_PROCESS_EX コールバック関数 (authif.h)
構文
PRADIUS_EXTENSION_PROCESS_EX PradiusExtensionProcessEx;
DWORD PradiusExtensionProcessEx(
[in] const RADIUS_ATTRIBUTE *pInAttrs,
[out] PRADIUS_ATTRIBUTE *pOutAttrs,
[out] PRADIUS_ACTION pfAction
)
{...}
パラメーター
[in] pInAttrs
要求からの 属性 の配列へのポインター。 配列は、 dwAttrType が ratMinimum に設定された属性によって終了します。 これらの属性は読み取り専用として扱う必要があります。 RadiusExtensionProcessEx では変更しないでください。 また、 RadiusExtensionProcessEx が返された後は、これらの属性をいかなる方法でも参照しないでください。
[out] pOutAttrs
NPS 拡張機能 DLL によって提供される 属性 の配列へのポインター。 配列は、 dwAttrType が ratMinimum に設定された属性によって終了します。 NPS は、これらの属性を認証応答に追加します。
NPS 拡張 DLL は、属性の配列にメモリを割り当てます。 NPS は RadiusExtensionFreeAttributes を呼び出して、属性の配列によって占有されるメモリを解放します。
[out] pfAction
RADIUS_ACTION型の値へのポインター。最初は raContinue に設定されます。 このパラメーターは、NPS が Access-Request に応答して実行する必要があるアクションを指定します。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は NO_ERROR。
関数が失敗した場合、戻り値は WinError.h からの適切なエラー コードである必要があります。
解説
戻り値が NO_ERROR以外の値である場合、NPS は要求を破棄します。
NPS では、複数の拡張機能 DLL がサポートされています。 NPS は、レジストリに一覧表示されている DLL ごとに RadiusExtensionProcessEx を呼び出します。 詳細については、「 拡張機能 DLL の設定」を参照してください。
NPS は RadiusExtensionFreeAttributes を呼び出して、 RadiusExtensionProcessEx によって返される属性の配列によって占有されるメモリを解放します。 このため、 RadiusExtensionProcessEx を実装する場合は、 RadiusExtensionFreeAttributes も実装する必要があります。
この関数の使用方法の詳細については、「 NPS 拡張機能プロセス」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | サポートなし |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | authif.h |