ICertRequest::GetLastStatus メソッド (certcli.h)
GetLastStatus メソッドは、この要求の最後のリターン コードを取得します。 これにより、要求の処理ではなく、エラー コード情報が返されます。
構文
HRESULT GetLastStatus(
[out] LONG *pStatus
);
パラメーター
[out] pStatus
要求の状態コードへのポインター。
戻り値
C++
メソッドが成功した場合、メソッドは S_OKを返します。この関数が正常に完了すると、*pStatus は ICertRequest3::Submit、ICertRequest3::RetrievePending、または ICertRequest3::GetCACertificate への最新の呼び出しの結果コードに設定されます。
メソッドが失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。 一般的なエラー コードの一覧については、「 共通の HRESULT 値」を参照してください。
VB
戻り値は、CCertRequest3.Submit、CCertRequest3.RetrievePending、または CCertRequest3.GetCACertificate への最新の呼び出しの結果コードです。注釈
GetLastStatus によって取得される値は、ICertRequest3::Submit、ICertRequest3::RetrievePending、または ICertRequest3::GetCACertificate の最新の呼び出しによって異なります。 サーバーでこれらのメソッドの呼び出しが失敗した場合は、 GetLastStatus を呼び出してエラー番号を取得します。 一部のサーバーエラー (拒否された要求など) は、メソッド呼び出しからS_OKと処理をCR_DISP_ISSUED以外に返し、 GetLastStatus を 使用して特定の障害の原因を取得できます。 これらのいずれかのメソッドの呼び出しが成功した場合、 GetLastStatus の後続の呼び出しは、S_OK (ゼロ) を返します。
さらに、要求の処理は Certificate Services データベースに格納され、証明機関 MMC スナップインを使用して表示できます ([要求の処理] 列を選択します)。
例
HRESULT hrServer, hr;
// pCertRequest is previously instantiated
// ICertRequest object pointer.
hr = pCertRequest->GetLastStatus((LONG *) &hrServer);
if (FAILED(hr))
{
printf("Failed GetLastStatus [%x]\n", hr);
goto error;
}
else
{
// Use the HRESULT value as needed...
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | certcli.h (Certsrv.h を含む) |
Library | Certidl.lib |
[DLL] | Certcli.dll |