ICertConfig2 インターフェイス (certcli.h)

ICertConfig2 インターフェイスは、証明書サービス サーバーのパブリック構成データ (クライアントのセットアップ時に指定) を取得する機能を提供する 2 つのインターフェイスのうちの 1 つです。

ICertConfig2 インターフェイスは、次のタスクを実行するために使用されます。

  • Certificate Services サーバーの構成文字列を列挙します。
  • Certificate Services サーバーの既定の構成を取得します。
  • 特定の Certificate Services サーバー構成の詳細を取得します。
  • Certificate Services サーバーの構成をリセットします。
  • 共有フォルダーの新しいパスを指定します。

証明書サービスのインストールごとに、このパブリック構成データは、共有フォルダー、Active Directory、またはその両方に存在する Certsrv.txt ファイルに存在します。 Certsrv.txt に構成情報を投稿するように設定されたサーバーは、 ICertConfig2 に表示されます。

ICertConfig2 は Certcli.h で定義されています。 ただし、プログラムを作成するときは、インクルード ファイルとして Certsrv.h を使用します。 Certcli.dll は ICertConfig2 インターフェイスを提供します。 Windows Server 2003 以降のオペレーティング システムでは、このインターフェイスの種類情報も Certclil.dll にあり、プラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) に付属しています。

Certificate Services インターフェイスは、アパートメント スレッディング モデルとフリー スレッド モデルの両方をサポートします。 スループットを向上させるために、無料スレッド処理をお勧めします。

継承

ICertConfig2 インターフェイスは、ICertConfigIDispatch から継承されます。 ICertConfig2 には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ICertConfig2 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ICertConfig2::SetSharedFolder

証明機関の (CA) 共有フォルダーとして使用するパスを指定します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー certcli.h (Certsrv.h を含む)