IMFPresentationClock インターフェイス (mfidl.h)
プレゼンテーション クロックを表します。これは、サンプルがレンダリングされるタイミングをスケジュールし、複数のストリームを同期するために使用されます。
継承
IMFPresentationClock インターフェイスは、IMFClock から継承されます。 IMFPresentationClock には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMFPresentationClock インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IMFPresentationClock::AddClockStateSink クロックの開始、停止、一時停止、またはレートの変更時に通知を受け取るオブジェクトを登録します。 |
IMFPresentationClock::GetTime 最新のクロック時刻を取得します。 |
IMFPresentationClock::GetTimeSource 時計のプレゼンテーション時間ソースを取得します。 |
IMFPresentationClock::P ause プレゼンテーションクロックを一時停止します。 クロックが一時停止されている間、クロック時間は進まず、クロックの IMFPresentationClock::GetTime はクロックが一時停止された時刻を返します。 |
IMFPresentationClock::RemoveClockStateSink クロックから状態変更通知を受信しているオブジェクトの登録を解除します。 |
IMFPresentationClock::SetTimeSource プレゼンテーション クロックのタイム ソースを設定します。 タイム ソースは、現在の時刻を指定してクロックを駆動するオブジェクトです。 |
IMFPresentationClock::Start プレゼンテーションクロックを開始します。 |
IMFPresentationClock::Stop プレゼンテーションクロックを停止します。 クロックが停止している間、クロック時間は進まず、クロックの IMFPresentationClock::GetTime メソッドは 0 を返します。 |
解説
プレゼンテーション クロックの新しいインスタンスを作成するには、 MFCreatePresentationClock 関数を 呼び出します。 プレゼンテーション クロックには、クロック時刻を提供するオブジェクトであるタイム ソースが必要です。 たとえば、オーディオ レンダラーは、サウンド カードを使用してクロックを駆動するタイム ソースです。 時間ソースは、 IMFPresentationTimeSource インターフェイスを 公開します。 タイム ソースを設定するには、 SetTimeSource を呼び出します。 プレゼンテーション クロックは、 Start メソッドが呼び出されるまで実行を開始しません。
メディア セッションからプレゼンテーション クロックを取得するには、 IMFMediaSession::GetClock を呼び出します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |