LSA_CREATE_SHARED_MEMORY コールバック関数 (ntsecpkg.h)
CreateSharedMemory 関数は、クライアント プロセスとセキュリティ パッケージによって共有されるメモリのセクションを作成します。
構文
LSA_CREATE_SHARED_MEMORY LsaCreateSharedMemory;
PVOID LsaCreateSharedMemory(
[in] ULONG MaxSize,
[in] ULONG InitialSize
)
{...}
パラメーター
[in] MaxSize
共有メモリの最大サイズを指定します。
[in] InitialSize
共有メモリの初期サイズを指定します。
戻り値
関数は、共有メモリのブロックへのポインターを返します。ブロックが予約されていない場合は NULL を 返します。
注釈
各クライアントの共有セクションを作成することは、リソースを集中的に消費する操作であり、システム リソースを使い果たす可能性があるため、推奨されません。
パッケージのクライアントは共有メモリに書き込むことができるため、攻撃を受けやすくなります。 共有セグメント内のデータは信頼できません。
CreateSharedMemory 関数によって返されるポインターは、AllocateSharedMemory、DeleteSharedMemory、FreeSharedMemory 関数で必要です。
CreateSharedMemory 関数によって予約されたメモリを解放するには、DeleteSharedMemory 関数を使用します。
これらの関数へのポインターは、SpInitialize 関数によって受信されたLSA_SECPKG_FUNCTION_TABLE構造体で使用できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ntsecpkg.h |