FlushInstructionCache 関数 (processthreadsapi.h)

指定したプロセスの命令キャッシュをフラッシュします。

構文

BOOL FlushInstructionCache(
  [in] HANDLE  hProcess,
  [in] LPCVOID lpBaseAddress,
  [in] SIZE_T  dwSize
);

パラメーター

[in] hProcess

命令キャッシュがフラッシュされるプロセスへのハンドル。

[in] lpBaseAddress

フラッシュするリージョンのベースへのポインター。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。

[in] dwSize

lpBaseAddress パラメーターが NULL でない場合にフラッシュされる領域のサイズ (バイト単位)。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

メモリ内のコードを生成または変更する場合、アプリケーションは FlushInstructionCache を呼び出す必要があります。 CPU は変更を検出できず、キャッシュされた古いコードを実行する可能性があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー processthreadsapi.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

デバッグ関数