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DeriveCapabilitySidsFromName 関数 (securitybaseapi.h)

この関数は、機能名から SID の 2 つの配列を構築します。 1 つは NT Authority を持つ配列グループ SID で、もう 1 つは AppAuthority を持つ機能 SID の配列です。

構文

BOOL DeriveCapabilitySidsFromName(
  [in]  LPCWSTR CapName,
  [out] PSID    **CapabilityGroupSids,
  [out] DWORD   *CapabilityGroupSidCount,
  [out] PSID    **CapabilitySids,
  [out] DWORD   *CapabilitySidCount
);

パラメーター

[in] CapName

文字列形式の機能の名前。

[out] CapabilityGroupSids

NTAuthority を持つ GroupSids。

[out] CapabilityGroupSidCount

配列内の GroupSid の数。

[out] CapabilitySids

AppAuthority を使用した CapabilitySids。

[out] CapabilitySidCount

AppAuthority を使用した CapabilitySid の数。

戻り値

関数が成功すると、 TRUE が返されます。

関数が失敗すると、 FALSE が返されます。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

呼び出し元は、 を呼び出 LocalFreeすことによって、各配列で返される個々の SID と、配列自体に割り当てられたメモリを解放する必要があります。

レガシ機能 (Win10 より前に公開) のアプリケーション機能用に計算された SID は、公開されている SID と同じですが、サービス グループ機能 SID の SID はハッシュ ベースになります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー securitybaseapi.h (Windows.h を含む)
Library Advapi32.lib
[DLL] Kernel32.dll