IUIFramework::InvalidateUICommand メソッド (uiribbon.h)

Windows リボン フレームワークの Command プロパティ、値、または状態を無効にします。

構文

HRESULT InvalidateUICommand(
  [in] UINT32            commandId,
  [in] UI_INVALIDATIONS  flags,
  [in] const PROPERTYKEY *key
);

パラメーター

[in] commandId

種類: UINT32

マークアップ リソース ファイルで指定される Command の ID。

[in] flags

種類: UI_INVALIDATIONS

無効にするコマンドの 側面 を識別します。

メモUI_INVALIDATIONS_ALLPROPERTIES渡すと、値や状態など、コマンドにバインドされているすべてのプロパティが無効になります。
 

[in] key

型: const PROPERTYKEY*

コマンド プロパティまたは状態のプロパティ キー。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。

戻り値

種類: HRESULT

成功した場合はS_OKを返します。それ以外の場合は、次の一覧のエラー値。

説明
E_INVALIDARG キーに無効な値が指定されました。
E_FAIL 操作が失敗しました。 すべてのコマンドを無効にできませんでした。または、指定されたプロパティはサポートされていません。

注釈

リボン フレームワーク マークアップで定義されているリソースは、マークアップ ファイルがバイナリ形式にコンパイルされるときに作成されるリソース テーブルに格納されます。 リソースが無効になった後、マークアップ リソース テーブルからリソースを復元することはできません。

無効化後、フレームワークはホスト アプリケーションに対してリソースの詳細を照会します。

Command 値が無効 (フラグ にUI_INVALIDATIONS_VALUEが含まれている) 場合、 key の値は NULL です

IUIFramework::InvalidateUICommand が複数回呼び出され、各呼び出しで渡されるUI_INVALIDATIONS値で、UI_INVALIDATIONS_STATEUI_INVALIDATIONS_ALLPROPERTIESなどの重複するプロパティが指定されている場合、ホスト アプリケーションへのコールバックは 1 つだけ作成されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー uiribbon.h
[DLL] Mshtml.dll

こちらもご覧ください

IUIFramework

UI_INVALIDATIONS

Windows リボン フレームワークのサンプル