次の方法で共有


MonitorFromPoint 関数 (winuser.h)

MonitorFromPoint 関数は、指定したポイントを含むディスプレイ モニターへのハンドルを取得します。

構文

HMONITOR MonitorFromPoint(
  [in] POINT pt,
  [in] DWORD dwFlags
);

パラメーター

[in] pt

仮想画面座標の対象ポイントを指定する POINT 構造体。

[in] dwFlags

ポイントがディスプレイ モニター内に含まれていない場合に、関数の戻り値を決定します。

このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。

意味
MONITOR_DEFAULTTONULL
0x00000000
NULL を返します
MONITOR_DEFAULTTOPRIMARY
0x00000001
プライマリ ディスプレイ モニターへのハンドルを返します。
MONITOR_DEFAULTTONEAREST
0x00000002
ポイントに最も近いディスプレイ モニターへのハンドルを返します。

戻り値

ポイントがディスプレイ モニターに含まれている場合、戻り値は、そのディスプレイ モニターへの HMONITOR ハンドルです。

ポイントがディスプレイ モニターに含まれていない場合、戻り値は dwFlags の値によって異なります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll
API セット ext-ms-win-ntuser-sysparams-ext-l1-1-1 (Windows 10 バージョン 10.0.14393 で導入)

こちらもご覧ください

MonitorFromRect

MonitorFromWindow

複数ディスプレイモニター機能

複数ディスプレイ モニターの概要