ShowScrollBar 関数 (winuser.h)

ShowScrollBar 関数は、指定したスクロール バーを表示または非表示にします。

構文

BOOL ShowScrollBar(
  [in] HWND hWnd,
  [in] int  wBar,
  [in] BOOL bShow
);

パラメーター

[in] hWnd

種類: HWND

wBar パラメーターの値に応じて、スクロール バー コントロールまたは標準のスクロール バーを持つウィンドウにハンドルします。

[in] wBar

型: int

表示または非表示にするスクロール バーを指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。

意味
SB_BOTH
ウィンドウの標準的な水平スクロール バーと垂直スクロール バーを表示または非表示にします。
SB_CTL
スクロール バー コントロールを表示または非表示にします。 hwnd パラメーターは、スクロール バー コントロールのハンドルである必要があります。
Sb_horz
ウィンドウの標準的な水平スクロール バーを表示または非表示にします。
SB_VERT
ウィンドウの標準的な垂直スクロール バーを表示または非表示にします。

[in] bShow

種類: BOOL

スクロール バーを表示するか非表示にするかを指定します。 このパラメーターが TRUE の場合、スクロール バーが表示されます。それ以外の場合は非表示になります。

戻り値

種類: BOOL

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

スクロール バー メッセージの処理中にスクロール バーを非表示にするには、この関数を呼び出さないでください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll
API セット ext-ms-win-ntuser-misc-l1-2-0 (Windows 8.1で導入)

こちらもご覧ください

EnableScrollBar