IWMCodecPrivateData インターフェイス (wmcodecdsp.h)
出力メディアの種類に追加する必要があるプライベート コーデック データを取得します。 このコーデック データは、Windows Media Video コンテンツを適切にデコードするために必要です。
このインターフェイスは、ビデオ エンコーダー オブジェクトとスクリーン キャプチャ エンコーダー オブジェクトによって実装されます。 サブタイプ WMCMEDIASUBTYPE_WMV1のコンテンツをデコードするためにコーデック プライベート データは必要ありません (Windows Media Video バージョン 7)。 その他の出力の種類については、IMediaObject や IMFTransform などのオブジェクトの他のインターフェイスの QueryInterface メソッドを呼び出して、エンコーダーの IWMCodecPrivateData インターフェイスへのポインターを取得する必要があります。
継承
IWMCodecPrivateData インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IWMCodecPrivateData には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IWMCodecPrivateData インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IWMCodecPrivateData::GetPrivateData IWMCodecPrivateData::SetPartialOutputType メソッドを使用して渡された出力の種類に基づいて、ビデオ コンテンツのコーデック データを取得します。 |
IWMCodecPrivateData::SetPartialOutputType コーデック データのない出力メディア タイプをコーデックに提供します。 これにより、コーデックはプライベート データを生成できます。 |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wmcodecdsp.h |