GDI+
目的
Windows GDI+ は、C/C++ プログラマ向けのクラスベースの API です。 これにより、アプリケーションは、ビデオ ディスプレイとプリンターの両方でグラフィックスと書式設定されたテキストを使用できます。 Microsoft Win32 API に基づくアプリケーションは、グラフィックス ハードウェアに直接アクセスしません。 その代わりに、GDI+ がアプリケーションのためにデバイス ドライバーと対話します。 GDI+ はまた、Microsoft Win64 でもサポートされます。
該当する場合
GDI+ 関数とクラスは、Windows サービス内での使用ではサポートされていません。 Windows サービスからこれらの関数とクラスを使用しようとすると、サービスのパフォーマンスの低下や実行時の例外やエラーなど、予期しない問題が発生する可能性があります。
注意
GDI+ API を使用する場合、アプリケーションで信頼されていないソースから任意のフォントをダウンロードできないようにする必要があります。 オペレーティング システムでは、インストールされているすべてのフォントが信頼されるように、管理者特権が必要です。
対象となる開発者
GDI+ C++ クラス ベースのインターフェイスは、C/C++ プログラマが使用するように設計されています。 Windows グラフィカル ユーザー インターフェイスとメッセージドリブン アーキテクチャに関する知識が必要です。
実行時の要件
GDI+ は、すべての Windows ベースのアプリケーションで使用できます。 GDI+ は、Windows XP および Windows Server 2003 で導入されました。 特定のクラスまたはメソッドを使用するために必要なオペレーティング システムの詳細については、クラスまたはメソッドのドキュメントの「詳細情報」セクションを参照してください。
このセクションの内容
トピック | 説明 |
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概要 |
GDI+ に関する一般的な情報。 |
Using |
GDI+ を使用したタスクと例。 |
参照 |
GDI+ C++ クラス ベースの API のドキュメント。 |