資産スワップ ユーティリティ - MRTK2

検索と置換は、テキストおよびコンテンツ作成ツールで作業する場合に広く使用されます。 Unity シーン内で多くのアセットをスワップする必要がある場合は、AssetSwapUtilityScriptableObject やエディターを使用できます。 ユーティリティは、Microsoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Tools パッケージに含まれています。

AssetSwapUtility は、すべての検索と置換の操作を ScriptableObject として保存します。これにより、後で使用できるようにスワップの "テーマ" を変更したり、保存したりすることができます。

アセットのスワップ

AssetSwapCollection を作成したら、アセットを簡単にスワップできます。 1 つのシーンで 2 つの赤いキューブと 2 つの青い球体を入れ替えて、使用例を示します。 最初に、既定の Unity キューブと MRTK_Standard_Red 素材を使用する 2 つの赤いキューブをシーンに追加します。

AssetSwapCollection を作成するには、[Mixed Reality Toolkit] > [ユーティリティ] > [Create Asset Swap Collection](アセット スワップ コレクションの作成) の順に移動します。 AssetSwapCollection が選択された状態で、次の画像に示すようにプロパティを記入します。

Unity エディターでの資産スワップ コレクション

次に、[選択されたテーマ] ドロップダウンから [Blue Spheres](青い球体) を選択し、[適用] をクリックします。シーン内のすべての赤いキューブが、青い球体に置き換えられます。

選択したテーマが強調表示された Unity エディターのアセット スワップ コレクション

この例では、シーンの完全な置換を実行しましたが、"選択モード" を変更してシーンの一部を置き換えることがあります。[選択されたテーマ] ドロップダウンから [Red Cubes](赤いキューブ) を選択し、[適用] を再度押して、赤いキューブに戻すこともできます。

Note

オーディオ ファイル、フォント、プレハブなどのアセットの種類をスワップすることができます。AssetSwapUtility により、同様の種類にスワップしていることを確認するために、いくつかの正当性チェックが実行されます。