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大規模なプロジェクトでの MRTK2 の使用

このページでは、MRTK のコンシューマーが、既存の大規模プロジェクトに MRTK をプルしたり、ソース管理され複数の開発者がかかわる新しいプロジェクトをセットアップしたりする際に役立つヒントを紹介します。

以下のガイドラインをすべて読むことをお勧めします。これらに従うことで、より大規模なコードベースに取り組む際に発生するやっかいな問題を回避できます

gitignore

次の .gitignore ファイルは、MRTK を使用する際に取り入れることが推奨される基本事項です。MRTK には、ソース管理によって安全に無視できるローカル状態につながる部分が含まれています。それ以外は、ダーティなローカル Git 状態につながる可能性があります。

以下に示す最初の部分は、既定の GitHub Unity .gitignore から取得したもので、後から MRTK 固有の内容が追加されています。 また、これらのルールの中には特定のパスを想定したものが含まれていますが、プロジェクト内の MRTK の場所に基づいて変更できることに注意してください。

# This .gitignore file should be placed at the root of your Unity project directory
#
# Get latest from https://github.com/github/gitignore/blob/master/Unity.gitignore
#
/[Ll]ibrary/
/[Tt]emp/
/[Oo]bj/
/[Bb]uild/
/[Bb]uilds/
/[Ll]ogs/

# MemoryCaptures can get excessive in size.
# They also could contain extremely sensitive data
/[Mm]emoryCaptures/

# Asset meta data should only be ignored when the corresponding asset is also ignored
!/[Aa]ssets/**/*.meta

# Uncomment this line if you wish to ignore the asset store tools plugin
# /[Aa]ssets/AssetStoreTools*

# Autogenerated Jetbrains Rider plugin
/[Aa]ssets/Plugins/Editor/JetBrains*

# Visual Studio cache directory
.vs/

# Gradle cache directory
.gradle/

# Autogenerated VS/MD/Consulo solution and project files
ExportedObj/
.consulo/
*.csproj
*.unityproj
*.sln
*.suo
*.tmp
*.user
*.userprefs
*.pidb
*.booproj
*.svd
*.pdb
*.mdb
*.opendb
*.VC.db

# Unity3D generated meta files
*.pidb.meta
*.pdb.meta
*.mdb.meta

# Unity3D generated file on crash reports
sysinfo.txt

# Builds
*.apk
*.unitypackage

# Crashlytics generated file
crashlytics-build.properties

# NuGet Build Process Generated
# This section covers files that are generated when consuming/using MRTK from NuGet
# May not be relevant if consuming via .unitypackages
/NuGet/*
!/NuGet/BuildSource.proj
/MRTKBuild/
/MSBuild/
/PackagesCopy/
!/scripts/Packaging/NuGetRestoreProject.csproj

ProjectPreferences.asset ファイル

プロジェクト全体にかかわる MRTK の設定は、[Edit](編集) -> [Project Settings](プロジェクトの設定) -> [Mixed Reality Toolkit](Mixed Reality ツールキット) にあります。 これらの設定は、Assets フォルダー内の次の場所にあるファイルに保存されます。

Assets/MixedRealityToolkit.Generated/ProjectPreferences.asset

プロジェクトに複数のコラボレーターがかかわっている場合は、MRTK 設定の初期セットアップを行った後に、このアセット ファイルをチェックインすることをお勧めします。 特に、次の設定をオンにすることを検討してください。

[Lock SDK Profiles](SDK プロファイルをロックする) - これが無効になっている場合は、既定の MRTK プロファイルがグローバルに編集可能になり、MRTK のアップグレードが困難になります (これにより、フレームワーク自体でマージ競合が発生する可能性があります)

[Ignore MRTK project configurator](MRTK プロジェクト コンフィギュレーターを無視する) - これが無効になっていると、MRTK の現在の設定が MRTK の推奨既定値と一致しない場合、プロジェクト コンフィギュレーターが表示されます。 プロジェクトで明示的に一部の設定を有効にしないことにしている可能性があるため、この設定をオンにすると、他のコラボレーターにこのダイアログが表示されなくなり、誤って設定が変更されるのを防ぐことができます。 これらの設定は、プロジェクトをセットアップしたユーザーが構成する必要があるため、他のコラボレーターからは無視される必要があります。

[Auto-enable UWP capabilities](UWP 機能を自動的に有効にする) - この設定が無効になっていると、必要なランタイム機能が Unity によってアプリケーション マニフェストに自動的に追加されないため、特定の機能 (視線追跡など) をデバイスにデプロイしても、警告なしで失敗する可能性があります。 この設定をオンにすると、アプリケーションのデプロイ エクスペリエンスでこのような問題が起こるのを防ぐことができます。