Windows セキュリティ
この記事では、 Windows セキュリティ 設定について説明し、次のような特定の機能の構成に関する情報を提供します。
注
Windows セキュリティ は、Windows 10 バージョン 1703 以降のクライアント インターフェイスです。 Microsoft Defender for Endpoint の確認と管理に使用される Microsoft Defender Security Center Web ポータル コンソールではありません。
Windows セキュリティをアンインストールすることはできませんが、次のいずれかの操作を実行できます。
- Windows Server 2016 でインターフェイスを無効にします。
- クライアント コンピューター上のすべてのセクションを非表示にします。
- 必要に応じて、Microsoft Defender ウイルス対策を無効にします。 詳細については、「 グループ ポリシーで Microsoft Defender ウイルス対策の always-on 保護を有効にして構成する」を参照してください。
各セクションの詳細、セクションを構成するためのオプション、および各セクションを非表示にする方法については、次の記事を参照してください。
- ウイルス & 脅威保護。ウイルス対策ランサムウェア保護の設定と通知 (フォルダー アクセスの制御、Microsoft OneDrive へのサインインなど) への情報とアクセス権を持ちます。
- サインインとアカウント保護の設定に対する情報とアクセス権を持つアカウント保護。
- ファイアウォール & ネットワーク保護。Windows ファイアウォールなど、ファイアウォール設定への情報とアクセス権を持ちます。
- アプリ & ブラウザー コントロール。Windows Defender SmartScreen の設定とエクスプロイト保護の軽減策について説明します。
- 組み込みのデバイス セキュリティ設定へのアクセスを提供するデバイス セキュリティ。
- デバイス パフォーマンス & 正常性。ドライバー、記憶域領域、および一般的な Windows Update の問題に関する情報が含まれます。
- 保護者によるコントロールへのアクセスと、お子様をオンラインで安全に保つためのヒントや情報を含むファミリー オプション。
注
すべてのセクションを非表示にすると、次のスクリーンショットのように、 Windows セキュリティ に制限付きインターフェイスが表示されます。
Windows セキュリティを開く
タスク バーの通知領域にあるアイコンを選択します。
[スタート] メニューで Windows セキュリティを検索します。
Windows 設定>Privacy & セキュリティ>Windows セキュリティから領域を開きます。
注
グループ ポリシー、Microsoft Intune、Microsoft Configuration Manager などの管理ツールで構成された設定は、通常、Windows セキュリティの設定よりも優先されます。
Windows セキュリティと Windows セキュリティ機能の連携
重要
Microsoft Defender ウイルス対策 と Windows セキュリティでは 、特定の目的で同様の名前のサービスが使用されます。
Windows セキュリティでは、Windows セキュリティ サービス (SecurityHealthService または Windows Security Health Service) が使用されます。このサービスでは、Windows Security Center Service (wscsvc) が利用されます。 このサービスにより、 Windows セキュリティ によって、エンドポイントの保護状態に関する最新の情報が提供されます。 この情報には、サード パーティのウイルス対策製品、Windows Defender ファイアウォール、サード パーティ製ファイアウォール、その他のセキュリティ保護によって提供される保護が含まれます。
これらのサービスは、Microsoft Defender ウイルス対策の状態には影響しません。 これらのサービスを無効または変更しても、Microsoft Defender ウイルス対策は無効になりません。 サード パーティのウイルス対策製品を使用している場合でも、エンドポイントの保護状態が低下します。
Microsoft Defender ウイルス対策は、 サード パーティのウイルス対策製品がインストールされ、最新の状態に保たれると自動的に無効になります。
Windows Security Center サービスを無効にしても、Microsoft Defender ウイルス対策または Windows Defender ファイアウォールは無効になりません。
Warning
Windows Security Center サービスを無効にするか、関連付けられているグループ ポリシー設定を構成して起動または実行できないようにすると、デバイスにインストールしたウイルス対策製品またはファイアウォール製品に関する古い情報や不正確な情報が Windows セキュリティ に表示されることがあります。
古いまたは古いサード パーティ製ウイルス対策がある場合、または以前にインストールしたサード パーティ製のウイルス対策製品をアンインストールすると、Microsoft Defender ウイルス対策が有効にできなくなる可能性もあります。
これにより、デバイスの保護機能が大幅に低下し、マルウェアに感染する可能性があります。
Windows セキュリティ は、個々の機能とは別のアプリまたはプロセスとして動作し、アクション センターを介して通知を表示します。
状態を表示し、各機能の構成を実行するコレクタまたは 1 つの場所として機能します。
個々の機能のいずれかを無効にすると、その機能が Windows セキュリティでその状態を報告できなくなります。 たとえば、グループ ポリシーやその他の管理ツール (Microsoft Configuration Manager など) を使用して機能を無効にした場合、 Windows セキュリティ 自体は引き続き実行され、他のセキュリティ機能の状態が表示されます。
重要
いずれかのサービスを個別に無効にしても、他のサービスや Windows セキュリティ 自体は無効になりません。
たとえば、 サード パーティ製ウイルス対策を使用すると、Microsoft Defender ウイルス対策が無効になります。 ただし、 Windows セキュリティ は引き続き実行され、タスク バーにそのアイコンが表示され、Windows Defender SmartScreen や Windows Firewall などの他の機能に関する情報が表示されます。
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