パートナー センターの 使用状況レポート では、ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリで定義したカスタム イベントに関する情報を取得できます。 カスタム イベントは、アプリ内のイベントまたはアクティビティを表す任意の文字列です。 たとえば、ゲームでは、firstLevelPassed
アプリからカスタム イベントをログに記録するには、カスタム イベント文字列を Microsoft Store Services SDK によって提供される Log メソッドに渡します。 カスタム イベントの合計発生回数は、パートナー センターの使用状況レポートの [カスタム イベント] セクションで確認できます。
注
パートナー センターにログに記録するカスタム イベントは Windows イベントとは無関係であり、 イベント ビューアーには表示されません。
[前提条件]
パートナー センターでアプリの 使用状況レポート でカスタム ログ イベントを確認するには、アプリをストアで公開する必要があります。
カスタム イベントをログに記録する方法
まだインストールしていない場合は、開発用コンピューターに Microsoft Store Services SDK をインストール
。 Visual Studio でプロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、プロジェクトの [参照 ] ノードを右クリックし、[ 参照の追加] をクリックします。
参照マネージャーで、[ユニバーサル Windows] を展開し、[拡張機能] をクリックします。
SDK の一覧で、Microsoft Engagement Framework の横にあるチェック ボックス
クリックし、[OK] クリックします。 カスタム イベントをログに記録する各コード ファイルの先頭に次のステートメントを追加します。
using Microsoft.Services.Store.Engagement;
カスタム イベントをログに記録するコードの各セクションで、 StoreServicesCustomEventLogger オブジェクトを取得し、 Log メソッドを呼び出します。 カスタム イベント文字列をメソッドに渡します。
StoreServicesCustomEventLogger logger = StoreServicesCustomEventLogger.GetDefault(); logger.Log("myCustomEvent");
注
アプリが長い名前で多くのカスタム イベントをログに記録する場合、 使用状況レポート の読み込みに時間がかかる場合があります。 カスタム イベントには短い名前を使用することをお勧めします。